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上野まで自転車で行って、昼食は譚鴨血でランチバイキング1,000円。

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本日12/20(火)は、朝9:30からテニススクールに行きました。終わってから、自転車で高田馬場のオートテニス場に行ってバックハンドの練習をしてから、上野駅前の譚鴨血(ヨドバシカメラ横のビル6F)へ行って、ランチバイキング1,000円を食べました。 この店はTVやYoutubeでも取り上げられていて、興味がわいたので行ってみました。評判通り、お客さんはほぼ100%中国人です。私は4人掛けのテーブル席で、中国人の若い男女2人と相席になりました。食べ放題時間無制限のバイキング1,000円なので、学生風の若い中国人グループが沢山居て、中国同様の雰囲気の中でくつろいで、食べまくっています。 バイキングコーナーに並べられた料理は10種類程度で、どんどん追加されます。目ぼしいものは鶏唐揚げ、麻婆豆腐、青椒肉絲、酢豚、インゲン炒め、豚骨付き肉香辛料焼き、スープなどです。味は中国現地風で、山椒や八角といった香辛料が強めです。 最初に2皿分山盛りの料理とご飯を取ってきたせいかもしれませんが、私は直ぐにお腹一杯になってしまい、お代わりは1回しか出来ませんでした。年寄りは、バイキングに行ってはいけません。 食べている間、「不味くないけれど美味しくもないなぁ。」という、将に私が7年間ずっと、中国で食事する度に感じていた中途半端な印象が蘇って来ました。 中国人の皆さんには、懐かしい味だろうと思いますが、味覚の受け入れ基準が些か偏狭な60歳日本人の私には、違和感がぬぐい難い味でした。 しかしながら、街中華ではない中国現地の中華料理を食べてみたいという方にはお勧めです。受け入れスペック幅が普通程度の日本人は、美味しいと感じるレベルです。是非行ってみては如何でしょうか。2022/12/20

すき屋の炭火焼きほろほろチキンカレーが美味しくて、激しく感動。

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本日12/12(月)は昼前から都心目指して自転車で出掛けました。高田馬場で習慣的なことを済ませた後、上野公園で一休みと読書。今月号の文藝春秋は、久しぶりに読み応えがあります。浅草で安い天丼屋に入ろうとしたら待っている人が居たので、待つのが嫌いな私は次の店に移動しました。 錦糸町近くの九州ラーメン屋を久しぶりに訪問したら月曜日が定休日。仕方なく、後学のために錦糸町のラブホ街を見て回ろうとしましたが、どこにラブホがあるか判らず迷子になり、お腹が空いたので偶然見つけた住吉のすき屋に入りました。 やっぱり私は何でも美味しい人らしく、注文した炭火焼きほろほろチキンカレーの美味しさに、いとも簡単に感動しました。カレーは辛口だけど塩味は適度で、チキンは炭火の香りが程よく、繊維状に肉がほぐれて美味です。 骨付きチキンがカレーに乗っている様子は、歌舞伎座横のナイルレストランのムルギランチを彷彿とさせます。すき屋は、牛丼よりカレーの方が美味しいと思います。故に、すき屋は牛丼屋からカレー屋に業態変更すべしと思います。一方、690円のすき屋のカレーにこれ程感激する客も珍しいと思います。でも本当に美味しかったわ。2022/12/12

三島由紀夫のお墓見学、餃子の王将で辣菜麺を喫食。

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昨日はコロナワクチンの接種の副作用かどうか、筋肉痛で一日中寝ていました。今日は筋肉痛が落ち着いていたので、お昼前から自転車で西方面に出掛けました。 多磨霊園に三島由紀夫のお墓(10区1-13-32)を見学しに行きました。今日も多磨霊園内には白バイがスタンバイしていました。腰抜けポリスには困ったものです。 三島のお墓は案外と質素で、周囲は閑散として落ち葉の匂いに包まれており、お花は新しくお墓の手入れはされているものの、お墓に敷き詰められた黒小石が減って貧相な風で、全体の空気から、三島は現生との繋がりが淡白な遠い故人になっていることがありありと感じられました。 あれだけ有名な方でも、没後50年経ったらお墓がこんな平凡な状態になっている現実を見て、私共のような取るに足らない庶民にお墓は必要ないだろう、或いは、生きている間に私共が幾ら人生の中でもがいても死後50年経ったら誰も覚えていないだろう、といった考えが浮かびました。 1970年代には三島の墓参りをする若者が多かったらしいですが、彼らも既に70歳~80歳代です。人文科学に身を捧げて生き尽くす時代は終わり、自然科学に主導されて生きる時代になっていることを、加齢と共に自覚されていれば幸いです。 尚、私はお墓を拝む習慣がないので、三島のお墓は「参拝」せずに「見学」したのですが、三島由紀夫の作品を愛読していることを強調します。 帰路の途中で武蔵境駅前の餃子の王将で辣菜麺と天津飯(小)を喫食しました。天津飯は注文して3分で出てくるので、気の短い人にお勧めです。天津飯の味付けを甘酢・塩・辛酢の3つから選べるのは、さすがに関西発祥の中華屋だ!と感心しました。辣菜麺は味が濃くて辛くて大蒜が効いていて、且つ麺も硬めで大変結構なのですが、惜しむらくは具が極めて少ないです。恐らく、若い世代の人は味が濃くて麺が旨ければ、ラーメンに対して文句を言わないのだと思います。若い世代の人は、かけそばの感覚でラーメンを食べるのかしら?一方、私の世代は、ラーメンの具が少ないと文句を言います。 帰路、突然空が暗くなって雨が降ってきました。20分位、結構な濡れ鼠になって帰宅しました。2022/12/11

ボレーは、球が体の横に来るまで待ってラケットを合わせる。球質を見極めて打たないと真ん中に当たらない。富士見台カレーショップエチゴヤは美味。

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12/9(金)朝はテニススクールに参加しました。午後、早稲田のオートテニスに行って気が付いてた点と合わせて、今日のテニスで気が付いたポイントは以下2つ。 ①ボレーは球を迎えに行かない。球が体の横に来るまで待って、グリップが斜め前の状態で体横に差し出したラケットを球に当てて跳ね返す要領で、なるべく力を使わず、ラケット角度でコースをコントロールして返球する。 ②球のバウンド高さ・バウンド位置・回転は毎度変わるので、球に合わせて体の位置を微調整してから打たないと、ラケットの真ん中に当たらない。 スクール後、お昼ご飯は富士見台駅近くのカレーショップエチゴヤで、辛口カレーとメンチカツ910円を喫食しました。 開店時間の11:30ちょっと前に着いたのですが、既に並んでいる平和そうなご家族3人連れが居て、「まだ開いていないんですよ。」と人相が悪い私に親しく話しかけて下さいました。明らかに自分たちと違う属性の私に対しても警戒心が薄く、優しく対応して下さいました。 11:30開店と同時にご近所の皆さんで満席になって、外に並んでいるご近所の方々も5人位いました。随分と人気のお店です。 代金は先払いで、昔よくあったカレースタンドみたいな感じですが、厨房に活気があって良い雰囲気です。 カレーは牛肉が良く煮込まれて繊維に分かれているタイプで、日本カレー風のトロミがあり、塩気が多少強いです。 メンチカツは典型的な肉屋のメンチカツで、肉が多めで味も宜しいです。 ずばり美味しいです。 ビビンバ丼とかサーロインステーキ丼も美味しそうで、再訪確実です。 富士見台駅近くの商店街は、やる気の無さそうな個人商店と新築の一戸建てが混在しており、共産党の事務所もあり、貧乏な人や社会で居心地が悪い思いをしている私のようなはぐれ者に優しそうな街だなと思いました。 夕方、コロナワクチン2回目の接種に行きました。特に激性反応はありませんでした。今日は早く寝ましょう(毎日早く寝ていますが)。 日本は欧米陣営と中国その他陣営の両方に配慮して、厳しいコロナ対策と緩いコロナ対策の折衷案を最近2年間実施して来ました。この折衷案は、世界の力関係を踏まえた国家の身の振り方として賢いと思います(世渡りの上で、明快であることが常に正しいとは限らない。私が言うと笑われそうですが)。しかしながら、日本はこの施策を今も続けています。そろそろワ

早稲田にある貴重なオートテニス、新富町の中村屋のお弁当950円、日比谷公園で読書。

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今日は良いお天気だったので、昼前に都心方面に自転車で出掛けました。新目白通り沿いの早稲田近くにあるオートテニスに行きました。都内で残り1つか2つ位になった、大変に貴重なオートテニスです。1,000円でコイン4つです。コイン1つで4~5分程度、毛の生えた球や、擦り減って坊主になった球などのバラエティを含めて、ストローク練習が楽しめます。私はバックハンドストロークの両手打ちを重点的に練習しました。 お尻を前に向ける位に体をひねると、バックハンドストロークの両手打ちで、楽に強い球が打てます。 以前、この施設の裏側にあった空き地はキレイなマンションになっていますし、この施設も決して千客万来ではありません。心配になって、店番のお姉さん(おばさん)に「都内で残り少ないオートテニス場ですが、閉鎖の予定はありますか?」と聞いたら、今のところ閉鎖の予定は無いそうです。ホッとしました。この事業が黒字として事業を続けることが出来るように、都内の良い子は早稲田オートテニスに行ってお金を使いましょう。 皇居、東京駅経由で新富町に行って、中村屋でお弁当950円を食べました。私が新入社員だった40年前に、この中村屋のすぐ近くに会社があったのですが、当時の中村屋のお弁当は500円だったので、2022/12月現在、2倍に値上がりしました。 コロッケ・豚肉のみそ焼き・卵焼き・煮物・シューマイ・大根の甘酢ナマス・シバ漬け等々は安定のお味で、食べなくても味が判るような王道のお弁当です。信頼できる間柄というのは、世の中では得難いものですから感謝すべしと思います。 しかし昔の記憶を辿ると、おかずがあと1~2品および全体のボリュームが足りません。私が新入社員の頃は、お弁当の蓋を開けると「ウワッ」と驚く程におかずが沢山入っていました。やよい軒に続いて、中村屋にもお別れを告げる時(=閉店)が近付いて来ていると感じます。悲しいです。 尚、私が新入社員の頃は、コテコテの昭和サラリーマンと作業員のオヤジばかりがお客でしたが、今日はサラリーマンの雰囲気ながら私服の、若者の男女グループ客が多かったです。デザイナー等のカタカナ業種の皆さん、といった雰囲気です。新富町近辺の客層も変わったようです。 日比谷公園で、日向ぼっこを兼ねて読書しました。赤ちゃんを歩かせているお母さん、犬を歩かせている女性、アジの干物のような格好でベンチで

ファミレス食べ歩きの日々。

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昨夜、ガストで感動ハンバーグコースというメニューを喫食しました。シュリンプサラダは普通だけど量が物足りない、コーンポタージュは美味、ハンバーグは美味だけど味が濃くて油も強め、グラスショートケーキは残念、という感じでした。税込み1,869円ですが、お値段以上の価値はあると思います。 ふと、コーンスープが大人気なのは日本だけだなぁと思いました。中国ではホットサワースープ、欧州ではオニオングラタンスープ、アメリカではクラムチャウダーなどがポピュラーですが、意外と日本以外の国でコーンスープにはお目に掛かりません。役に立たない豆知識です。 今日は昼からテニススクールでレッスンを受けました。できる限り落ち着いて球を打つように心掛けました。レッスン後、バーミヤンでランチのホイコーロー定食を喫食しました。どうもバーミヤンの料理は油が強すぎて、皿の底に油が貯まっています。「これじゃ本場中国の料理と一緒じゃないか!日本の中華は油を抑えめにしようよ!」と訳が判らないことを言いたくなってしまいます。 本日12/6(火)はとても寒いので、年寄りの私はお家に帰って早々にお風呂に入って、静かに読書をします。 今日のまとめ。 ①味が濃いと、何でも美味しく感じます。 ②日本の中華は、油を抑えめにするのが正しいです。 ③年寄りは、早くお風呂に入って静かに暮らします。 2022/12/6

山田うどんの日替わりセット790円、青森のリンゴは甘さが上品になった。巨人ファンはけつあな確定。

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本日12/5(月)はとても寒くて、朝から曇って時々霧雨の降る生憎のお天気でした。午後は更にお天気が悪くなりそうだったので、昼前から新青梅街道を西方面に向けて自転車で走りに行きました。 小平近辺で霧雨が降り始めたので直ぐに諦めて、小平霊園を通って山田うどんに昼食を食べに行きました。丁度12:00頃でしたが、お店は満席の盛況でした。 真健鶏の煮込みソースかつ丼セット(暖かいたぬきソバ)790円にしました。ソースかつと卵とじの相性はあまり良くないと感じました。山田うどんではうどんを食べる人が多いでしょうが(当然)、意外なことに山田うどんのソバは美味しいです。多少モソモソしていますがソバの香りがあります。お試し下さい。 子供の時に読んだ夏目漱石の坊ちゃんの中で、迷亭が「うどんは馬子が食うもんだ。」と言っていたので、若い頃の私はうどんを避けてソバを食べていました。 その後、結婚した相手の両親が四国出身だったせいか妻がうどんを好む方で、結婚後は私もうどんを食べる機会が多くあり、「うどんも美味しい」と気が付いてから、うどんもソバも両方食べるようになりました。偏見はいけません。 11月に30年ぶりに会った、青森に住む学生時代の友人が、リンゴを送ってくれました。今日着いたので早速食してみましたが、甘さも酸味も程々で、とても上品な味になっていました。 昔の日本のリンゴは、赤くて兎に角甘いのが良い、という感じでしたが、最近のリンゴの味は洗練されたのだなぁと感心しました。因みに、中国では今でも赤くて甘いリンゴが人気です。 私は世間のゴシップに疎いのですが、巨人の選手の下品な性的素行がスキャンダルになったようです。「罰だから 今日はけつあな 確定な」という俳句が出来たそうです。野球ばっかりしている男の頭が悪くてモラルが無いのは当たり前ですが、IT技術の進歩のお陰で、身も蓋もない事実が世間様にお手軽に公表されるようになったのは清々しいです。こんな馬鹿のセックスのお相手をしていた女性も、相当な間抜けだと思います。もっと頭が良くなるように頑張りましょう。 巨人ファンは、こうしたスキャンダルがあっても気にせずに巨人を応援し続けるそうですので、好悪の感情が判断の基準をゆがめる事は甚だしいです。 私は世間のあらゆる出来事が嫌いなので、判断の基準が何らかの影響を受けることはなく、従って公正な倫理と健全な精

スバル東京事業所、野川公園、多磨霊園、東京外大、武蔵野の森公園、調布駅東口のとんかつ豚珍館。

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12/4(日)は少し暖かかったので、昼前に調布方面に向けて自転車で出掛けました。最初、体が重くて心臓も苦しかったのですが、30分程で気にならなくなりました。 伏見通りを南下して、東八道路を西に進み、スバル東京事業所を見に行きました。山梨の会社に勤務していた時、ライセンス料の値引き依頼申し入れを目的に、スバルさんを2回訪問しました。その時も「とても小さな事業所だな」と感じたのですが、今回10年ぶり位で再訪しても同じ感想です。自動車メーカーの事業所としては有り得ない、こじんまりとした規模です。事業所統合の対象になっていないことを疑問に感じる程です。 この事業所に以前に勤務していた元スバル社員が「周辺の環境が素晴らしい。」と絶賛していたのですが、続いて近隣の野川公園を訪れて納得しました。木々の落ち葉の香りが心地よく、ミニテントを張って家族でのんびりしている人々や、バーベキューをしている人々、更にテニスコートもあって、規模も大きい素晴らしい公園です。郊外なので落ち着いた雰囲気があり、居住と子育てには絶好のエリアだと思いました。 続いて、多磨霊園を訪れました。私の父方の墓があって、子供の頃は毎年訪れていたのですが、父方で遺産相続の争いが起きた後、一切訪問しなくなりました。 大規模な墓地は道が立派で運転し易いので、時々、自動車学校に通っている人が運転練習をして、お巡りさんに捕まります。本日、多磨霊園内で白バイに捕まっている人が居ました。折角の白バイなのに、こんな微罪で小市民を取り締まっているのは腰抜けです。白バイは正義の味方なのだから、スピード超過や危険運転の運転手を真っ当に追いかけて、捕まえて貰いたいものです。 東京外国語大学を初めて見ました。高校のような規模のキャンパスだと思いました。しかし建物は全て最近建て直したような、立派なビルばかりです。 武蔵野の森公園はキレイに整備された公園で、併設の野球場、サッカー場が沢山あります(調布飛行場の跡地)。少年スポーツを応援している親達が沢山居て、こういった親密な親子関係が苦手な私は、とても居心地が悪くて不愉快でした。このような環境に恵まれて子供が育つと、自治体の言うことを良く聞いて、物分りが良くて不平不満を言わない、温和な左翼の大人になると思います。 お昼ご飯は、調布駅東口の「とんかつ豚珍館」で、税込み1,903円の鹿児島黒豚ロース

今週から断酒開始。

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  最近、体と自律神経が大変弱っていると実感していました。具体的には、テニスをしても自転車に乗っても直ぐに疲れてしまうし、毎日お腹が痛くて下痢だしガスによる腹部膨張感があるし、更に、お天気の変わり目には必ず気分が悪くなって一日中寝込んでしまうようになったのです。 2022/8月頃から焼酎をよく飲むようになっていました。平均して毎日、500ml以上の25%焼酎を飲んでいました(トップバリュの焼酎が、安くてお気に入りだった。味がしないけれど。この焼酎のボトリング工場は私の実家があった藤沢 ❤ )。しかしながら、最近は焼酎及び酒全般が不味く感じるようになっていました。加えて上述の体調不良もあることから、これは私の体が断酒を求めていると判断しました。 父親が亡くなった55歳を超え、私は60歳まで長生きしたので、寿命についてはこれ以上の贅沢は言いません。しかし、飲酒に起因する糖尿病、心臓関係の障害、あるいは血管梗塞などにより、苦しみながら生きたり、他人に迷惑をかけながら生きることになるのは不本意です。この主旨により、今週から断酒を開始しました。 尚、お腹の痛みと下痢に関しては、根本理由は「過敏性腸症候群」によるものと10年ほど前に診察結果が出ています。胃と大腸の内視鏡検査で問題は見つからなかったので、この診察結果に間違いないものと判断しています。 この問題については、今週、医院を訪れて消化管運動調律剤としてトリメブチンマレイン酸、止瀉剤としてロペラミド塩酸塩を処方して貰いました。服用開始後、断酒開始と合わせて明らかに良い効果が出ています(10年前にも服用経験あり)。   ①極めて神経質な性格。 ②下痢止めが利かずに継続する腹痛・下痢・ガスによる腹部膨張感。 ③内視鏡検査で異常なし。 の①②③に該当する方は、「過敏性腸症候群」の可能性があります。お医者さんに相談してみて下さい。 トリメブチンマレイン酸とロペラミド塩酸塩は、「過敏性腸症候群」の場合、お勧めの対症薬です。但し、副作用もありますのでご注意下さい。2022/12/3

むさしの森珈琲。12/3(土)はワークマンの防寒タイツ購入、小諸そば九段下駅前店で冷やしたぬき蕎麦二枚を喫食。

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今週の平日夜に、妻が運転する車で近隣の「むさしの森珈琲」へ夕食のために訪れました。 私は初めてこの「むさしの森珈琲」という店に行きました。私は自転車で徘徊していても、安い店しか目に入らないので、この店には気が付きませんでした。 店内は座席もゆったりとしていて雰囲気が良く、料理も美味しかったです(尤も、私は何でも美味しい人)。座席がゆったりとしているので、独りで仕事をしている人も多かったです。スカイラークグループの店ですが、とても結構なお店でした。 フワフワのパンケーキは神戸の明石焼きにそっくりで、美味しかったです。妻に「これは関西人が大好きな明石焼きにそっくりだよ。フワフワのたこ焼きを明石焼きと言って、ダシをゴクゴク麦茶みたいに飲むんだよ。すごいね。」と関西食習慣の奥深さを教えてやりました。 12/3(土)の朝7:00過ぎに、歩いて近隣のワークマンに買い物に行きました。ワークマンは郊外型店舗は全て7:00開店のようです。寒くなってきたので、防寒タイツが欲しいのですが、有名ブランドのストレッチ素材の高級品は1万円もするので、始末な私はワークマンの防寒タイツを買うことにしました。 女性店員が2名で店をキリモリしている様子でしたが、品出しなどをキビキビとやっている熱心な勤務ぶりに感動しました。 腹周りを店員さんに測ってもらって、94㎝だったので、LかLLか迷いましたが、店員さんが「ピチピチで履きたいなら、Lでギリですね。」というコメントに賭けてLを二種類、1,280円の物と1,500円の物を買いました。 レジで店員さんが「肌着なので、購入後は一切返品出来ません。」と言うので、「Lを2種類購入するのですが、1つを着てみて合わなかったら、着てない方は返品出来るのですか?」と聞いてみたら、「購入後は一切返品出来ません。」とキッパリ回答されました。返品の指針が明瞭で、私は好感を持ちました。私は厳しい女性が好きなのかも知れません。 帰宅後、着てみました。身長170㎝、パンツはLL(緩めが好き)、足は太くて短い昭和体形の私ですが、Lでピチピチでピッタリでした。 ワークマンでは、服もスニーカーも、丈夫なものが安く売っています。無収入の私は、今後、上から下までワークマン製品を着用して生活していれば、無事に生きて行けるかも知れません。 午後、自転車で皇居周辺に出掛けました。練馬から1時間の

本日、テニススクールでのコーチからの注意事項。平日午後3時過ぎのはま寿司は閑散としていて、リタイヤしたジジイの楽園。

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午前中はテニススクールに行きました。コーチから受けた注意事項を自分のために記録します(先週との重複事項が多い)。 ①常に強く打とうとして、振り遅れている。ネットするときは力み過ぎ。 手首を脱力する こと。 ②球に集中し過ぎて、球の弾み方を予測していない。相手のヒッティングフォームを見て 球の弾み方を予想し、前後に体の位置を移動する こと。 ③球に近付き過ぎて、上手く打てない。足を動かして、 球との距離を一定に保つ こと。 ④一発決め球でフィニッシュしようとして、失敗している。 つなぐ球を打てるようにならないとダメ。 チャンスボールが来るまで、先ずは落ち着いてストローク を続けること。 ①~④まで全て図星で、恥ずかしい限りです。忘れないように刺青にします(ウソ)。 私はテニス歴50年なのに、2022/7月末のリタイヤ以来、同じ注意を同じコーチから何度も受けています。このまま上達せず、一生ずっと初心者レベルのテニスを楽しめそうです。良かった。「生涯、テニスは初心者レベル」と墓碑銘(Epitaph)に書いてもらいます(ウソ)。 お昼ご飯は、午後3時頃、自転車で近所のはま寿司に行きました。平日の中途半端な時間のはま寿司は閑散としていて、とてもリラックス出来ます。将にリタイヤしたジジイの楽園です。先ずは美味しい粉茶をじっくり味わう贅沢が楽しめます。9皿990円食べました。私は貧乏性なので、110円の皿しか注文しません。以下は全て110円の皿です。今日美味しいと思ったネタは以下4品。残り5品は、私の感想としてはお勧め出来ないので掲載しません。 シーフードサラダ軍艦。定番の美味しさです。こういうネタを美味しいと言える、見栄を張らない自分をカッコイイと思います。最近、トビッコが高くなったのか、トビッコ軍艦を見かけないのが残念。トビッコって言葉の響きがイヤらしくて好き。 真イカ。九州に住んでいた時、捌きたてでまだ動いている、透明でコリコリのイカ刺身を何度も食べたけれど、実は新鮮なイカは味が無い。充分に寝かせた白くて柔らかいイカは、甘くて美味しい。このイカも美味しかった。 サーモンのオニオンとマヨネーズ載せ。サーモンは最近、抗生物質漬けだから産地の人は食べない等々、随分と悪口を言われているので暫く食べていなかったけれど、久しぶりに食べたらとても美味しかった。高価で偉そうにしている、成り

私の好きな日本語 中島敦 山月記。優れた文学で我々は幸せになれない。自然科学の恩恵に感謝すべし。馬の耳に念仏。 

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隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃ところ頗厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。いくばくもなく官を退いた後は、故山かく略に帰臥し、人と交りを絶って、ひたすら詩作に耽った。 ⇒今日、我々が文化的で健康な生活を満喫しているのは、環境衛生の向上と感染症予防の充実による感染症(コレラ、ペスト、スペイン風邪等)の克服、化学(尿素)肥料・農薬・品種改良の進歩による食料増産のお陰での栄養充足、高度な医療進歩によるウィルス・細菌感染症(結核、肝炎ウィルス、ピロリ菌等)の制圧、そして重化学工業を始めとする製造業全般と最近のIT産業の発達による生活利便性の向上のお陰です。これらは全て自然科学です。 現代の我々は文化的で病気知らずで、乳幼児の死者は極めて少なく、夏は涼しく、冬は暖かく、お腹も満ち足りて暮らしています。しかし、上述の 自然科学の発展が無ければ、我々の半数は死んでいたのです。 1900年代前半までと比較すると、我々は夢のように幸福な時代に暮らしています。 私が敬愛する中島敦の名著 山月記の主人公が人生を捧げたのは詩作です。しかし主人公は不幸でした。中島敦は喘息で苦しみぬいて、1942年に33歳で亡くなりました。中島敦も又、不幸でした。優れた文学で人々は幸せになれません。 1900年代前半は、哲学と社会主義が世を支配しました。それ以前も、世界では人文科学・社会科学が幅を利かせていました。しかし世界の大多数の人々は不幸でした。 自然科学の恩恵のお陰で今日の我々が幸福になったのは明らかでしょう。 現在の大多数の人々の身の程を超えた幸福な日々を考えれば、我々は1900年代以降の自然科学の進歩と、自然科学が幅を利かせ始めた1900年代後半以降の世の中に感謝すべしと思います。 でも近年、罰当たりにも人文科学・社会科学と自然科学をごちゃ混ぜにした挙句、自然科学の恩恵を否定する、新手の馬鹿が現れました。国際機関の利権と白人優位思想でお馴染みの欧州が放つ鉄砲玉、トゥーンベリ女史です。 トゥーンベリ女史、じゃあ貴方は感染症に掛かって、乏しい食糧で栄養失調になって、結核で苦しんで、電気も暖房も鉄もプラスチックもPCも無しに、北欧の寒い森の中で美しく暮らしなさい。 映画「みじかくも美しく燃え」1967年作 みたいで憧れちゃうな。頑

贅沢な不満。2020年~2022年7月 中国杭州における食生活。

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  太平洋戦争の日本兵士の死者数は213万人ですが、悲惨極まりないことに、餓死者はこの内100万人以上でした。 これは日本軍の作戦責任者だった参謀達が兵站を無視したことが原因であり、これら餓死した100万人以上の日本兵士の無念を思えば、のうのうと長生きした挙句に、昨今の日本における極めて小幅の物価値上がりのような些末な事柄に不平不満をグダグタ言っていると、天罰が下ると思います。食べる量を減らせば良いのです。 今からでも遅くないので、これら参謀達の墓をあばいて、餓死した日本兵士の無念を晴らす憂国の志士は居ませんか? さて、2020年の杭州赴任から2022年7月の帰任までの間、中国での食生活がどんな状態だったかと質問されることが多いです。仰る通り、コロナによる外食規制が広がると共に、私が住んでいた杭州郊外の街でも中小飲食店は次々に閉店して、外食の選択肢は減って行ったのですが、自炊をしていれば何ら問題ありませんでした。 炊飯器と水とお米と副菜(何れも中国製でOK!)があれば、我々は永久に幸せに暮らせます。繰り返しますが、 幸せです。異論を唱える者には上述の通り天罰が下ります。 中国では日本のAmazonのような通販(淘宝がNo.1かな?)が大変に発達しているので、社宅マンションが外部の通販から隔離されなければ、食生活には何ら支障がありませんでした。以下、通販で数えきれない程に何度も購入してお世話になった食材の数々です。 ①どん兵衛、納豆、醤油、メープルシロップ: 日本製のどん兵衛は日本円で300円/一つ位の高級品でしたが、これで立派な夕食になるという優れ物でした。納豆(日本製と銘打っているが、日本で見たことがない怪しいブランド)は冷凍品で味は酷いものでしたが、これがあればご飯でもトーストでも、ご馳走に早変わりです。 自炊用のお米はこの「中国産秋田小町」が美味しかったです。中国産で秋田小町???ですが、商標登録については許してやって下さい。こんなことでいちいち怒っていると中国では怒り疲れてしまうので、生きて行けません。 なお、話が脱線しますが、日本以外の国では生卵が食べられません。2022年に日本に帰任後、朝食に納豆卵ご飯を頂いた時、嬉しさのあまり落涙するところでした。 醤油(キッコーマンなど)は、下の②に述べるナチュラルチーズを醤油漬けにして、ご飯のお供として愛用しており

Luchino Vinsconti監督 「Death in Venice」 有名だけど駄作。美は儚い。

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この1971年作の有名な映画は、1900年代前半の第一次大戦前、欧州では辺境貴族でさえも豊かだった時代が舞台です(後半にペスト流行が出てくるので、この時代だと推測します)。 グロテスクな高級家具を揃え、押しつけがましい生花を過剰に配置した豪華絢爛たるホテルセットの中で、ベネチアへ夏の長期滞在に訪れた、もう直ぐ没落する上流階級の女共(女主人、および子供の教育係の女)の振る舞い・観光地向けの高価なドレス・特注の大げさな帽子、女共とその子供達のベネチア海岸での贅沢かつ退屈な生態、ダイニング待合室の4重奏演奏家の聞くに堪えない調子外れの演奏、そしてホテル従業員の田舎芝居のような大袈裟な顧客対応など、悪意ある描写が延々と続く、Luchino Visconti監督の駄作です。 ストーリーとは関係が無いこれら執拗な描写は、Visconti監督が同性愛者特有の選民意識(高級好み、田舎者嫌い、女嫌い、健康嫌い、努力蔑視、俗物嫌い)をさらけ出したものです。変態監督は気色が悪いです。 主人公(ドイツ人の老作曲家)本人、およびホテル従業員とその他の卑しい者共はイギリス英語(ラテン語由来の古臭い表現が多い)で会話して場面は進んで行くので、この映画はイギリス・アメリカ市場を目当てに作成されたものと推察します。 しかしながら、準主人公の美少年(Bjorn Andresen)とその家族等の脇役からは、フランス語・ロシア語等が途切れ途切れに聞こえる程度です。彼ら出演者のセリフはゼロです。主人公と準主人公以下脇役の間は言語的にも隔絶しており、コミュニケーションがありません。この映画は主人公の独白劇です。 美少年は、着飾って主人公の前を通り過ぎるだけの「美少年人形」です。エッチな動画のAV女優だって、少しはセリフがあります。この映画は訳が判りません。 主人公は音楽家ですが、新作に対してドイツ観客の囂々たる非難を受け、ショックのあまり神経衰弱に陥って、独りでベネチアへ夏の長期静養に訪れました。残念ながら彼の美の才能は尽きたのです。美しい妻との間の娘を病で亡くしました。高級娼婦の館で 極めて美しく教養豊かな 娼婦と合体しようとしても不能で、馬鹿にされます。才能が尽きた芸術家に良くある話です。八方塞がり、と言う奴です。 同じベネチアのホテルに長期滞在している一家の美少年に、主人公の目は釘付けになります。自分に

失われた時を求めて プルースト著。新富町やよい軒のやよい麺 ルーツは中国杭州の高菜麺かしら?芸術の要諦は過剰(In Excess)にあり。

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中国杭州に住んでいた時、中国人同僚のご厚意で、杭州旧市街の観光に連れて行って頂いたことがあります。私は中国7年間の駐在勤務中、一切観光をしなかったので、これは貴重な体験でした。 そもそも私が中国で一切観光をしなかった理由は「未知との遭遇に心を揺さぶられることに疲れてしまった。」という、一般的には理解し難いものですので、説明は割愛します。 杭州旧市街で昼食のために有名な料理店に入りました。その店は、辛子高菜炒めが乗った汁麺が有名とのことでした。 フランスの作家プルーストの著作に「失われた時を求めて」があり、その中で、マドレーヌを紅茶に浸して食べた瞬間に、昔の幸せだった頃の記憶が蘇るという有名な一節があります。同様に、私は杭州で辛子高菜炒め麺を食べた瞬間、「これは新富町やよい軒のやよい麺じゃん。」と昔を思いました。とても懐かしい思いでした。 残業中の夕食のため新富町やよい軒に毎晩通っていた、会社で奴隷同然の下働きの独身20歳代・1980年代後半・横浜郊外の薄汚い独身寮住まいの私が幸せだったかどうかは客観的に疑問です(下らねえ残業で、徹夜したことすらあった)。しかし主観的に申しますと、当時は心に迷いが無かったという理由により、悠悠自適のフリーランスの既婚60歳代・2020年代・都内のキレイな自宅一戸建て住まいの現在の私より、当時の私は精神的に健全だったと思います。 新富町やよい軒はご夫婦で経営されておりましたが、開業から40年が経過した今年夏、ご夫婦は引退されました(私は「個人経営の飲食店 最大で40年が寿命論」を唱えております)。膝を悪くしたという親父さん、長いこと有難う御座いました。細くなった腕で鍋を振る姿を垣間見て、痛々しさを感じておりました。 ご夫婦の後を、複数の若手が妙な熱気で店を引き継ぎましたが、屋号を「築地やよい麺」に変え、妙なロゴマークまで作った様子を見て、私は「やよい麺のチェーン展開による金儲けが目的の、貪欲な輩どもだな。」と推察しました。生きていくために、お金は必要ですからね。 私が往年のやよい麺を好きだった理由は、その「過剰(In Excess)」です。麺は固すぎ・太すぎ・縮れすぎ、辛子高菜炒めは辛すぎ・多すぎ・塩辛すぎ、化学調味料が多すぎ、そして麺も具もスープも量が多すぎ、で味覚中枢もお腹も一杯になりました。旧日本合成ゴム社員(仮称)の間では「親父

「太平洋戦争はなぜ負けたか」別宮暖郎著 日本が何故アメリカに負けたか、理由を科学的に教えてくれる名著。

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私は大学で社会科学を専攻しました。簡単に言うと法・経・商と言う文系は大体が社会科学です。私は中でも組織学・社会学をもっぱら研究しました。文系ですから研究と偉そうに言っても当該分野の本を読んで若者同士がじゃれ合って議論するだけで、まあ20歳前後の若者を対象とした情操教育みたいなものです。 文系学生の皆さん、旧制高校の時代から文系大学ってのは情操教育の場だったのだから、頑張ってね ❤ 。良い子になって下さい。 1984年に執筆された 「失敗の本質」(野中郁次郎他の共同著作) という有名な本があります。これは、太平洋戦争に日本が負けた要因を複数の研究者たちが分析・検討して共同執筆した名著です。文系の大学出身でこの本を読んでいなかったら恥です。文系社会人の良い子の皆さん、今直ぐアマゾンで注文して読みましょう。834円(送料込み)らしいです。 但しこれを読んでいる癖に、社会(または会社)で卑しい行いをする恥ずべき文系社会人は沢山居ます。馬鹿に学問は無駄、ということが実証されましたね。 文系大学は上述の通り、戦前の旧制高校の時代から若者の情操教育の修練場だったんだけどね。今となっては、文系大学なんて税金の無駄(私立助成金を含む)だから廃校にすれば良い、と私は思います。 副題にある通り、この「失敗の本質」という本は、日本人の行動様式や組織に焦点をあてたもので、系譜としては往年に流行った「菊と刀」「縦社会の人間関係」「日本のムラ社会の研究」「In Search of Excellence」等の日本研究本に近いです。 従って著作者のメンバー構成も影響して内容はアカデミックで、この本は「日本は太平洋戦争になぜ負けたの?誰が悪かったの?」と言う大衆の素朴な疑問に、判りやすく答えるものではありません(そもそも焦点が違うので当たり前)。この類の勘違いは時間の無駄だから、本を選ぶ時は注意しましょう。 これに対して、 「太平洋戦争はなぜ負けたか」別宮暖郎著 並木書房 定価1,600円  は、「日本は太平洋戦争になぜ負けたの?誰が悪かったの?」と言う大衆の素朴な疑問に、判りやすく答える名著作です。是非購入してお読み頂きたいのですが、要点は以下の通り(カッコ内は私の感想です)。 結論を言うと「日本は戦略が拙かったから太平洋戦争に負けた」のです。 1.太平洋戦争の日本兵士の死者数は213万人。悲惨極ま

2022/3月 中国入国後のホテル隔離3週間 朝食の記録。中国の高級ホテル室内は日本のラブホ仕様が多い。著しく奇妙な室内レイアウトが中国標準。

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私は今年2月に杭州から日本へ一時帰国しました。2021年の間はずっと杭州に居続けたので、1年半ぶりの一時帰国でした。持病の通院・歯の定期健診・健康診断・サ高住に住む母親との面会などの後、3月に杭州に戻りました。 海外から中国への入国者は、コロナ持ち込みのリスクを避けるために、一定期間のホテル隔離が義務とされています。実態は、外国人や外国かぶれの中国人を、徐々に中国から追い出すための政治的施策だと思います。 私の場合、①杭州空港近くのホテル隔離2週間、②杭州郊外の桜の名所のホテル隔離1週間、③社宅マンションでの自主隔離1週間、の①②③合計で1か月コースの隔離でした。①②の間、1日3度の食事は全て弁当でした。宿泊費と食費は本人負担(勿論、会社に経費請求しました)。 中国に戻ってからこんな長期間の隔離を義務付けられては、一般中国人が海外旅行をしないのは当たり前です。2022/11月現在、日本では外国人観光客を再び見かけるようになりましたが、中国人は皆無です(アジア人では、何故かタイ人が多い)。 これは中国における政治的施策なので、コロナの脅威がどの程度か・何時まで現状の施策を続ければ良いのか、と言った現代社会で当たり前の判断は中国において全くありません。全ては中国共産党のために! ①の後でバスに乗せられて「これで社宅マンションに戻れるのかな ❤ 」とウキウキしていたら、社宅マンションの街を通り過ぎて、②のホテルのある山中にバスが入って行った時、私は奈落へ突き落されたような衝撃を受けました。 この実験で明らかなように、期待させておいて裏切ると、相手のメンタルを壊すのに効果的です。皆さんお試し下さい。 上述①②③の間、在宅勤務としてPCで仕事&Teams会議参加をしていたのですが、こういった経験は記録に残すべしと思って、①の間、毎朝の朝食お弁当を写真撮影しておきました。お弁当の順番はバラバラです。だって3月の写真だもん、今更覚えてないよ。 右端は粟の黄色いお粥とザーサイです。揚げパンを入れて食べます。私の母親は戦後の上海からの引揚者で、上海で食べた朝のお粥と揚げパンが美味しかったと若い頃に何度も言っていましたが、多分当時の皆さんは質素な食事が標準的だったので、油を使った揚げパンがご馳走だったのだと思います。今食べると、特に美味しいとは感じません。ヨーグルトは液状で、爪楊枝みた

花のある日々。芥川龍之介の「舞踏会」。カエル肉。

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2020年に中国北京から杭州に転勤して、杭州では25階建てのマンションの20階、100平米の部屋に独りで2年間住んでいました。中々キレイな部屋でしたが、中国ではバスタブの無い部屋がスタンダードなので、シャワーブースしかありませんでした。2年間、お風呂に肩までつかって温まることが出来ず、人生を2年間無駄にしたような気がします。 赴任当初、部屋が寂しいので毎週末に近所のショッピングモールの花屋で花束を作ってもらって、テーブルに飾っていました。毎週、50元(1,000円)位を費やしておりました。でも早々に飽きて、半年位でこの酔狂な独り芝居は終わりました。 こうして過去の花の写真を見ると虚しいものです。芥川龍之介の「舞踏会」という短編を思い出します。花火を楽しむように、美しい「Vie」をその場で愛でて感動したら、その後は早々にゴミ箱に捨てるに限ると思います。 話は脱線しますが、芥川の「舞踏会」の文体は、三島由紀夫の文体と非常に良く似ています。三島由紀夫は、芥川のこの作品を書写して、自分の文体を作り上げていったのではないかと私は邪推します。 オマケに、杭州内のファストフードレストランの店頭ポスター写真も添付します。カエルはリーン(白身)で癖が無くて、美味しいです。このカエル肉の文節は、上で出てきた芥川龍之介の作品「河童」で、河童肉の記述があったことからの連想で書いたものではありません。偶然です。更に、ウサギ肉も癖が無くて美味しいです。 ウサギは鶏より飼育現場が衛生的ですので、工業的生産には適しています。ウサギはもっと食用肉として普及した方が良いと思います。でもウサギは全身がリーン(白身)なので、食味が単調なのが弱点かも知れません。2022/11/19