早稲田にある貴重なオートテニス、新富町の中村屋のお弁当950円、日比谷公園で読書。
今日は良いお天気だったので、昼前に都心方面に自転車で出掛けました。新目白通り沿いの早稲田近くにあるオートテニスに行きました。都内で残り1つか2つ位になった、大変に貴重なオートテニスです。1,000円でコイン4つです。コイン1つで4~5分程度、毛の生えた球や、擦り減って坊主になった球などのバラエティを含めて、ストローク練習が楽しめます。私はバックハンドストロークの両手打ちを重点的に練習しました。お尻を前に向ける位に体をひねると、バックハンドストロークの両手打ちで、楽に強い球が打てます。
以前、この施設の裏側にあった空き地はキレイなマンションになっていますし、この施設も決して千客万来ではありません。心配になって、店番のお姉さん(おばさん)に「都内で残り少ないオートテニス場ですが、閉鎖の予定はありますか?」と聞いたら、今のところ閉鎖の予定は無いそうです。ホッとしました。この事業が黒字として事業を続けることが出来るように、都内の良い子は早稲田オートテニスに行ってお金を使いましょう。
皇居、東京駅経由で新富町に行って、中村屋でお弁当950円を食べました。私が新入社員だった40年前に、この中村屋のすぐ近くに会社があったのですが、当時の中村屋のお弁当は500円だったので、2022/12月現在、2倍に値上がりしました。
コロッケ・豚肉のみそ焼き・卵焼き・煮物・シューマイ・大根の甘酢ナマス・シバ漬け等々は安定のお味で、食べなくても味が判るような王道のお弁当です。信頼できる間柄というのは、世の中では得難いものですから感謝すべしと思います。
しかし昔の記憶を辿ると、おかずがあと1~2品および全体のボリュームが足りません。私が新入社員の頃は、お弁当の蓋を開けると「ウワッ」と驚く程におかずが沢山入っていました。やよい軒に続いて、中村屋にもお別れを告げる時(=閉店)が近付いて来ていると感じます。悲しいです。
尚、私が新入社員の頃は、コテコテの昭和サラリーマンと作業員のオヤジばかりがお客でしたが、今日はサラリーマンの雰囲気ながら私服の、若者の男女グループ客が多かったです。デザイナー等のカタカナ業種の皆さん、といった雰囲気です。新富町近辺の客層も変わったようです。
日比谷公園で、日向ぼっこを兼ねて読書しました。赤ちゃんを歩かせているお母さん、犬を歩かせている女性、アジの干物のような格好でベンチで熟睡している中年サラリーマン等を観察しつつ、うららかな日差しを浴びながらの読書は快適でした。
今日のまとめ。
①オートテニスは絶滅危惧種です。
②お尻を前に向ける位に体をひねると、バックハンドストロークの両手打ちで、楽に強い球が打てます。
③個人経営の飲食店の寿命は、長くても40年です。
④新富町近辺は、カタカナ業種の若者が増えたようです。
⑤中年サラリーマンが日比谷公園のベンチで熟睡している姿は、とても平和を感じます。
2022/12/7