三島由紀夫のお墓見学、餃子の王将で辣菜麺を喫食。











昨日はコロナワクチンの接種の副作用かどうか、筋肉痛で一日中寝ていました。今日は筋肉痛が落ち着いていたので、お昼前から自転車で西方面に出掛けました。

多磨霊園に三島由紀夫のお墓(10区1-13-32)を見学しに行きました。今日も多磨霊園内には白バイがスタンバイしていました。腰抜けポリスには困ったものです。
三島のお墓は案外と質素で、周囲は閑散として落ち葉の匂いに包まれており、お花は新しくお墓の手入れはされているものの、お墓に敷き詰められた黒小石が減って貧相な風で、全体の空気から、三島は現生との繋がりが淡白な遠い故人になっていることがありありと感じられました。

あれだけ有名な方でも、没後50年経ったらお墓がこんな平凡な状態になっている現実を見て、私共のような取るに足らない庶民にお墓は必要ないだろう、或いは、生きている間に私共が幾ら人生の中でもがいても死後50年経ったら誰も覚えていないだろう、といった考えが浮かびました。
1970年代には三島の墓参りをする若者が多かったらしいですが、彼らも既に70歳~80歳代です。人文科学に身を捧げて生き尽くす時代は終わり、自然科学に主導されて生きる時代になっていることを、加齢と共に自覚されていれば幸いです。
尚、私はお墓を拝む習慣がないので、三島のお墓は「参拝」せずに「見学」したのですが、三島由紀夫の作品を愛読していることを強調します。

















帰路の途中で武蔵境駅前の餃子の王将で辣菜麺と天津飯(小)を喫食しました。天津飯は注文して3分で出てくるので、気の短い人にお勧めです。天津飯の味付けを甘酢・塩・辛酢の3つから選べるのは、さすがに関西発祥の中華屋だ!と感心しました。辣菜麺は味が濃くて辛くて大蒜が効いていて、且つ麺も硬めで大変結構なのですが、惜しむらくは具が極めて少ないです。恐らく、若い世代の人は味が濃くて麺が旨ければ、ラーメンに対して文句を言わないのだと思います。若い世代の人は、かけそばの感覚でラーメンを食べるのかしら?一方、私の世代は、ラーメンの具が少ないと文句を言います。

帰路、突然空が暗くなって雨が降ってきました。20分位、結構な濡れ鼠になって帰宅しました。2022/12/11


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