贅沢な不満。2020年~2022年7月 中国杭州における食生活。
太平洋戦争の日本兵士の死者数は213万人ですが、悲惨極まりないことに、餓死者はこの内100万人以上でした。
これは日本軍の作戦責任者だった参謀達が兵站を無視したことが原因であり、これら餓死した100万人以上の日本兵士の無念を思えば、のうのうと長生きした挙句に、昨今の日本における極めて小幅の物価値上がりのような些末な事柄に不平不満をグダグタ言っていると、天罰が下ると思います。食べる量を減らせば良いのです。
今からでも遅くないので、これら参謀達の墓をあばいて、餓死した日本兵士の無念を晴らす憂国の志士は居ませんか?
さて、2020年の杭州赴任から2022年7月の帰任までの間、中国での食生活がどんな状態だったかと質問されることが多いです。仰る通り、コロナによる外食規制が広がると共に、私が住んでいた杭州郊外の街でも中小飲食店は次々に閉店して、外食の選択肢は減って行ったのですが、自炊をしていれば何ら問題ありませんでした。
炊飯器と水とお米と副菜(何れも中国製でOK!)があれば、我々は永久に幸せに暮らせます。繰り返しますが、幸せです。異論を唱える者には上述の通り天罰が下ります。
中国では日本のAmazonのような通販(淘宝がNo.1かな?)が大変に発達しているので、社宅マンションが外部の通販から隔離されなければ、食生活には何ら支障がありませんでした。以下、通販で数えきれない程に何度も購入してお世話になった食材の数々です。
なお、話が脱線しますが、日本以外の国では生卵が食べられません。2022年に日本に帰任後、朝食に納豆卵ご飯を頂いた時、嬉しさのあまり落涙するところでした。
米国産メープルシロップ(Costcoブランド)は、中国品の不味いスキムミルクに入れると、美味な朝の飲み物になりました。私は体質的に牛乳を飲むとお腹をこわすので、致し方なくスキムミルクを愛用。朝食は、メープルシロップ入りのスキムミルクと甘パン(食用油ギトギトで賞味期限半年の、ウォールマートで売っている体に悪そうな丸くて甘いパン)が多かった。
②ナチュラルチーズ(確か欧州品):何故か美味しいナチュラルチーズが、通販で極めて安価で買えました(謎です)。1Kgの塊を購入し、細かく分断してお醤油に漬け込んで(カビが生えないように)、夕食のご飯のお供として愛用しておりました。私の夕食の副菜は、納豆とナチュラルチーズが一日交代だったかな?
これら副菜の他に、社宅の近所の薄汚い八百屋でサニーレタスとブロッコリーを頻繁に購入し、サニーレタスは洗って、ブロッコリーは電子レンジで少しだけ過熱して、通販で購入した日本製マヨネーズ(ケンコーマヨネーズが美味しかった❤)でワシワシ食べていました。中国野菜は、日本野菜に比べて洗練されておらず、野菜本来のアクが強くて美味しかったです。
日本に帰任して、2015年~2022年の中国駐在時の食生活を振り返ると、バラエティに欠けるし個々の食材のお味は日本品に格段に劣りますが、慣れたら別に気にならなかったなぁ、と回顧しております。私が生まれ育った実家において、母親の料理が致命的に不味かったのが幸いしたのかも知れません。
そこの君!外国人皆無の中国の田舎街(勿論、日本語も英語も通用しない)で7年間、単身で暮らして人生を棒に振ってみないか?2022/11/22