私の自炊。サニーレタスのチーズ卵炒め、生ニラサラダ、キノコ鍋、サラダ、カップうどん応用の焼うどん、レトルトカレーの目玉焼き乗せ、そして餃子の卵とじ。山梨県北杜市の太陽光発電。
私は日本と中国で、合計15年程度の単身赴任生活をして来ました。但し、佐賀に住んでいた際は飲食店が安くてとても美味しかったので、殆ど外食しておりました。反対に、山梨県北杜市では飲食店が壊滅的に少なかったので、ほぼ毎日自炊しておりました。
全然関係ないけれど、山梨県北杜市では最近、太陽光発電への反対運動が起きているようで、私が居住していた白倉市長時代（太陽光発電を大歓迎していた）を思い出すと隔世の感を覚えます。ほんの10年で善悪が入れ替わるんですから、長生きはしてみるものですな。
昨年7月から練馬区の自宅で妻と同居しておりますが、色々な事情によって自分で食事を準備する場合が半分以上です。しかしながら単身赴任生活が長かったので、全く不自由を感じておりません。恐らく、私の食生活への要求水準が極めて低いのが、不自由を感じていない理由と思います。
抑々、近代日本の極めて恵まれた食環境下で、食べ物に文句を言ったら天罰が下ると思います。
中国で7年過ごした私は、食べ物が美味しい日本に生まれて良かった、と八百万の神々に感謝します。
中国でレストランに行くと、どんなぞんざいな食べ物が出てくるか、何時もビクビクしていました。ロシアンルーレットみたいですね。食べる前にお腹が痛くなりそうです。
全然関係ないけれど、北京駐在の時、横断歩道で突っ込んできた車に足を挽かれた同僚が居たのですが、運転手に「危ないじゃないか！」と怒られたそうです。
以下に最近の私の得意な自炊料理（尚、私が作った料理は私だけが食べる）を記録しておきます。
①サニーレタスのチーズ卵炒め：先に冷凍ミックスベジタブルをラップに包み、電子レンジで解凍。小さなフライパンで目玉焼きを作る。上に千切りチーズと解凍済みミックスベジタブルを載せる。
更に洗ったサニーレタスを無理やり乗せる。フライパンに鍋蓋をして、目玉焼きとサニーレタスを蒸し焼きにする。
サニーレタスに熱が通ってシナっとしたら、ソースとドレッシングを掛けて頂く。
②生ニラのサラダ：日本人がニラを生で食べないのは不思議。ニラを適当に洗って適当に切って、辛いドレッシングを掛けて生のまま頂く。生ニンニク千切りと一緒に食べると更に美味。ニラはこれからが旬で、安くて美味しい。ニラは卵と炒めても美味。
③キノコ鍋：キノコは屋内生産なので、価格が天候の影響を受けず、一年中何時でも安い優秀な野菜。しかもダシが出るので万能。大きな鍋に安いキノコ・大根・白菜・適当な肉かソーセージを詰め込んで、適当なインスタント出汁を入れて煮込んで頂く。数日、同じ鍋を食べる羽目になって、少々飽きてくる。
④サラダ：日本の野菜は清浄なので、洗う手間が少なくて大変結構。サニーレタス・ホウレン草・その他のエグミが強い葉野菜を中心に、まとめて集中的に洗ってドンブリ2個くらいに分けておく。日本の野菜はエグミが少ないものが多くて物足りないので、エグミのある野菜を買いましょう。これらをサラダとして、お食事の度に小出しにして頂く。
尚、日本はブロッコリー価格が高い。ブロッコリーは虫もつかないし栽培は簡単な筈。高値は不満。
ブロッコリーはラップして、ほんの少しだけレンジ過熱するのがお勧め。米人はブロッコリーを生食するので、生でも大丈夫なんですが、少し過熱した方が香りが際立つし柔らかくなって旨いと思う。
⑤カップうどん応用の焼うどん：カップヌードル系の麺を汁麺として頂くのは、塩分摂取量の観点から宜しくない。安いカップうどんに水を入れて、電子レンジで3分加熱すると食べ頃です。塩分濃いスープを捨てて、別に電子レンジで解凍したミックスベジタブルと共に、麺にソース・味噌・マヨネーズ等を絡めて、焼うどんとして頂く。美味。
⑥レトルトカレーの目玉焼き乗せ：上述①と似ているが、小さなドンブリに先ず100円以下の安いレトルトカレー（トップバリュ―を推奨）を入れ、次にご飯を投入。更に、フライパンでチーズ＆ミックスベジタブル目玉焼きを作成してご飯の上に載せる。上からソースとマヨネーズを掛けて頂く。
⑦餃子のかつ丼風：ぎょうざの滿洲でぎょうざをまとめ買いしておく。餃子をレンジで予備加熱。加熱後の餃子、玉ねぎ千切りの順でフライパンで炒め、次にみりんを入れた出汁醤油で煮込む。これに溶き卵を加える。仕上げに生ネギを載せて一寸蒸し焼きにして完璧。要するにかつ丼の餃子版。美味。ご飯が進む。
以上、自分の効率的な調理の才能に戦慄するばかりです。これらの優れた調理能力を生かして、30歳位のピチピチ勤労女性と再婚して、主夫（但し昼間は主にテニス・自転車・お散歩）として老後を生きて行きたいです。2023/3/17
