日本で一般的なグループレッスン（特に生徒が5人以上の場合）は、純粋なテニスコートエアロビに過ぎない。
10/16（木）朝と10/17（金）朝の二日連続で、屋外テニススクールの個人レッスンを受講した。費用は3,300円/50分。
二日各々をフォアとバックに分けて、短めのサイド脇に飛んできた球を、ドライブ順回転で相手ネット際のショートクロスに落とし込むように打つ方法の練習を行った。
①フォアバック共に、身体は球を打つ方向と平行になる位置に準備すること。
②フォアバック共に、ドライブ順回転で球を打つために後ろ足体重で身体を沈めて、身体を持ち上げる力で球に上向きの力を与えること。
③フォアバック共に、球を前向きフラットに打ち出そうとして腕の力を使うとサイドアウトしてしまうので、ラケットによる下から上のスナップ打法で球に力を与えること。
④フォアバック共に、言ってしまえば小手先（身体の勢いをラケットに伝えることで、ラケットを下から上にぴゅっと振り上げる）の打ち方なので、球を良く見ること。
⑤フォアは、右手片手でラケットにシナリを与えるので難しい。右足体重で身体を沈めて→球を充分に引き寄せて→体幹（腹筋）を維持して→身体を右から左に半分位回転させながら→半分の位置で身体を止めて→ラケットを遅らせ気味にして→身体を止めた勢いをラケットに伝えて→ラケットを下から上にスナップさせること。
⑥右半身優先になる打ち方なので、右足の片足フィニッシュでも良い。但し体幹は地面と垂直に保つ。
⑦バックは、右手を支点にして左手でラケットにシナリを与えるだけで良いから簡単。左足体重で身体を沈めて→球を充分に引き寄せて→ラケットを下から上にスナップさせること。
⑧両手打ちなので、両足共に地面につけてフィニッシュする。体幹は地面と垂直に保つこと。
⑨球を打つ方向を勘案して、球のどれ程外側をラケットでシュッと打つか判断すること。
個人レッスンは疑問点を直ぐコーチに聞けることから、己の完全すべきポイントが判り易く＆素直に納得出来るので良いなぁと改めて思った。
一方、日本で一般的なグループレッスン（特に生徒が5人以上の場合）は純粋なテニスコートエアロビに過ぎないので、グループレッスンだけではテニス技量の向上は不可能だろうなぁと感じ入りました。
10/18（日）昼は、新宿の赤身焼肉屋「牛恋」でいとこ二人と会食。お互いの親（彼ら二人の存命の親は、二年前に亡くなった私の母親の兄弟）が死んだり90歳近くになって老人施設に入ったりし始めたので、ここらへんでいとこ同士の旧交を温めておきましょうと言う趣旨です。まあ私共も50歳代～60歳代になっているから何時死ぬか判りませんので、生きている間に過去と折り合いをつけておきたいものです。
「牛恋」は以前は激安の赤身焼肉のお店で、３年前に初めて訪店した際にはその安さに感激したのですが、今回は相当値上がりしていました。「俺の貯金はインフレで相当目減りするなぁ。」と体感して、大いにショックでした。
私は新宿の靖国通りを自転車でアッサリと通過することは多いけれど、雑踏の中に徒歩で入ることは滅多にない。とんでもない数の人々が新宿の猥雑な街中をブラブラしていることに、改めて驚愕した。ダメそうな若者は多いけれど、東京郊外の公園で多く見かける「薄汚くて弱々しいダメな年寄り」は全然居ない。
流石に、弱った年寄りはこの新宿の凄まじい雑踏の中では生きて行けないだろうと思う。私は年をとって弱ってきたら、都心部ながら閑散として「時代に取り残されたような」古臭い街に住んで、人目を避けてゴキブリみたいにコソコソと生きて行こうと思います。
全然関係ないけれど、西日本と海外でチェーン展開している味千ラーメンの思い出話。
味千ラーメンは関東地方では誰も知らないチェーン店ですが、九州および海外の中国では大変沢山の店舗が御座います。
北京に単身赴任していた頃、会社近所の味千ラーメンで何度もトンカツ定食と焼き魚定食を食べました。冷静に評価すると、トンカツの肉はハムの味でした。
それは許容範囲内なのですが、ある時、塩サバ焼き魚定食を注文したら、塩サバが冷たい状態で提供されたので衝撃を受けました。
多分、店舗で働く中国人の皆さんは誰一人として日本に行ったことも無いし日本料理を食べたことも無いので、説明方法に悩みましたが「焼き魚というのは温かい状態で提供されるべきなんだ。」という趣旨を店員の中国人に対して一所懸命に中国語で説明した結果、無事にレンジでチンしてくれて温かい焼サバが戻って来ました。
店員さん全員が本物の日本料理を見たことがない海外の日本料理店っていうのは、どんなトンデモナイものが提供されるか判らないから怖いなぁと思い知りました。本件は鮮明に私の記憶に残っています。
今日のまとめ：
相手ネット際のショートクロスに落とし込むように打つためには、
①身体は球を打つ方向と平行になる位置に準備する。
②後ろ足体重で身体を沈めて、身体を持ち上げる力で球に上向きの力を与える。
③球を良く見る。
④フォアでは、体幹（腹筋）を維持して身体を右から左に半分位回転させる。
⑤球を打つ方向を勘案して、球のどれ程外側をラケットで打つか判断する。
2025/10/18
