2025年 暑い夏の暮らしの手帳。鼠径部ヘルニアの手術を受けることが決まった。













7月末から暫らく35℃越えの日々が続き、暑さ負けと思われる体調不良とメンタル不調に因ってブログを書く気力が湧かなかった。今週位からやっと気力が湧いてきたので、7月以降の日々の暮らしについて備忘録を記す。

1)最近ずっと自分の体力・筋力が落ちているような頼りない感じで、腹に力が入らない気がしていた。今週8/13(水)に練馬区の健康診断を受診したところ、昨年より6Kg体重が落ちていることを指摘されて納得した。
どうりでテニスでは一所懸命に球をヒットしても情けない当たりで、思うような場所に力強く飛んで行かないし、自転車では直ぐに疲れ果てて頭が重く、首筋が痛くて堪らなくなる。
食欲も落ちていたし、しょっちゅうお腹を壊していたので、当然のように筋力が落ちているのだろう。自室のダンベルも半年位触れていない。
上述の通り今週位からやっと気力が湧いてきたので、明日からダンベルトレーニングを再開し、モリモリ食べて、体力・気力の復活を期したい。


































2)8/15(金)朝は屋外テニススクールに参加。参加人数8名。気温35℃位で日差しが厳しくて、レッスンにあまり集中出来なかった。参加人数が多いために私個人への技術指導はゼロに近くて、テニス技量における改善点の収穫は無し。

お昼ご飯は、自転車で石神井公園駅近くの奉天飯店に行って、棒棒鶏丼・具無しラーメン・鶏唐揚げ・サラダ・搾菜・杏仁豆腐のランチセット1,190円を喫食。何時も通り美味しいけれど、キレが足りなくて強い不完全燃焼感が残った。
パンチの利いた料理を食べたかったのに、温和な味付けの品を選んでしまった私が悪い。選択を間違えた。残念。

3)8/15(金)夜は、私が藤沢市鵠沼海岸近くの中学校に通っていた頃の友人3名と、東戸塚駅前で焼肉会食を開催。50年来の友人達と、歯に衣を着せずズケズケと言い合いながら肉を食べ酒を飲むのは楽しい。

練馬から東京メトロ副都心線 元町・中華街行に乗って横浜まで行って、横須賀線に乗り換えて東戸塚に着いた。所要1時間20分。降りて直ぐ、横浜市内は都内よりも少なくとも気温が2℃は低いことに気が付いた。都内に比べて、風が断然涼しく感じる。私が20歳の頃、東戸塚駅前はKioskしかない原野だったが、今は駅前にビルが林立する大都会になっているので驚愕した。

会食をした焼肉のお店「焼肉カルビランド東戸塚駅前店」は東戸塚駅のバスロータリーに面していて、駅出口から徒歩2分位の場所にあった。公道に面していないので、毎日の食材搬入は大変だろうと思う(余計なお世話ですな)。安くて旨くてお肉の量も多くて感動した。
神奈川県内は都内よりも物価が安く、暮らし易いのかも知れない。しかし神奈川県内は土地の起伏が多いしランドマーク迄の距離が遠いので、自転車の遠乗りは快適ではありません。

4)暑い日は、自室に籠って読書をすることが多かった。森本あんり著「反知性主義」が興味深い内容だった。

最近30年、アメリカはグローバルに経済活動と軍事活動を続け、グローバル経済の世界普及とアメリカ視点の正義によるグローバル秩序の回復(=アメリカによる軍事侵攻)のために、世界との露出狂的な交流的な関係を続けてきた(所謂、グローバリズム)。

しかしグローバリズムは、アメリカの孤立主義・神に選ばれしアメリカの正当性への確信・アメリカ国土の自然への崇拝といった、アメリカ国民が建国以来ずっと連綿と心情の根底に持っている「反知性主義」に反した活動であった。

即ち、昨年来の日本(及び世界)を引っ掻き回しているトランプ流のアメリカ孤立主義(=アメリカによる世界一極支配の終わり・世界の多極化・BRICKS各国主導による、新たな国別経済ブロック形成の志向)は、正しくアメリカ伝統の「反知性主義」に基づいた「真っ当」なものだと良く判った。

5)最近、テニス技量に関する新たな発見はあまり無い。進歩度合いは「三歩進んで五歩下がる」ような感じで、進歩しないこと甚だしい。これがスランプと言うのだろうか。停滞感甚だしくてメンタルが落ち込んでしまう。個人レッスンを受けるなど、何とかBreakthroughをしたいと思う。

最近気が付いた自分のテニス改善ポイントは以下の通り。

フォアハンドストロークは「①小刻みステップで位置調整&左肘で相手をロックオン(立ち位置の最適化が目的)→②膝曲げで低く構えてタメ&右足首は横向きでタメ&右肘をお腹に近付けたまま振りかぶってタメ(パワー蓄積が目的)→③右膝を前に向けてアキレス腱で身体を前に押し出しながら&伸び上がってドーンと打つ(パワー開放)」の三拍子。「肘、膝と右足横向きでタメ、打つ」の三段階。

グラウンドストロークでネットしたり球が短くなるのは、球をヒットする打ち出し仰角が低いから&球の後ろ半分に目を定めて、球を斜め上方に打ち出していないから。

長いルーズボールを私が打ち返す際に、手加減をし過ぎてショートしてしまい、相手コートのネット近くに落ちてしまうことが多い。馬鹿振りをしなければアウトしないので、相手コートのサービスボックスバックラインを目途にして、ゆったりとしたスウィングで返球すること。

6)最近1年程の間、左足太腿の付け根が丸く膨らんでいるのが気になっていた。座ったり立ったりすると膨らみが現れ、寝ている時には消えてしまう。ネットで調べると「鼠径部ヘルニア(属名 脱腸)」だと推測される。腹筋等のすき間から、内臓(多くは大腸)がはみ出して表皮が膨らんで見える現象のこと。

掛かりつけ医に見てもらったら、果たしてその通りで、自然回復することはないので手術するように薦められた。掛かりつけ医本人も鼠径部ヘルニアの手術を受けたそうで、彼が手術を受けた神楽坂にあるヘルニア手術の専門医院を紹介してもらって、手術を受けることにした。
当たり前だけれど、術後は2週間程度は激しい運動が出来ないので、酷暑の夏の間に手術を受けて、涼しい自室で暫く安静に療養生活を送ることにしたい。来週8/18(月)に初診。

今日のまとめ:
①1年で6Kg体重減。筋力回復のためモリモリ食べてダンベル体操を再開する。
②石神井公園の奉天飯店ではどの料理も旨いけれど、味のメリハリの弱い料理(=優しいお味)もある。
③東戸塚駅前は開発が進んで大変便利。横浜は東京よりも明らかに涼しい。
④反知性主義はアメリカ人の伝統的な考え方だと腑に落ちた。
⑤小刻みなステップで場所を調節して、アキレス腱を使って球を打ち出す。
⑥鼠径部ヘルニアの手術を受けることが決まった。
2025/8/16

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