質素な身なり容貌だけれど礼儀正しいお客が多い「山田うどん」
祝日の2/24(月)も寒い。夜明け頃は氷点下だった。寒いのに退職ジジイが出歩いて、公道で脳の血管が切れたり心臓が止まったりすると人々に迷惑が掛かるので、気温の上昇する昼頃まで自室で低回転数のアイドリング(布団で温まったりネット検閲したり)を続けた。
量子コンピュータとAIが5年以内に完全普及する様子。コンピュータが人間よりも有能になり、化学・生物の分野ですら、従来は人間が苦労して数十年かけてやっていた試行錯誤がコンピュータ内で数時間で完成出来るようになる。
すると人の能力や価値は、独創性・多様な体験・芸術才能に尽きるようになる。現状の我々の労働(対価として給与を貰っている)である事務作業・実験と実証作業・金勘定・仕分け作業・運搬などは、現状の1/10程度の人員で遂行可能になる筈。物事の電子化・物質レス化が進むであろう。
その一方で、物理的な容積を伴う資産(マンション・一戸建て・家電製品・家具・自動車)などはドンドン「時代遅れなのに人間の生活には必須の、既得権益みたいな厄介者」として、人々の価値観の概念の中では軽蔑される存在になっていくであろう。
同様に、野菜・穀物・パン・肉などの我々の日々の食事原材料の入手と調理作業、および喫食行動は必須(人間は生き物なので当たり前)だし、水道・電気・下水・医療制度は非効率であっても人間生活に必須なので、「コンピュータによって簡単・タダ同然で出来るようになること V.S. 従来同様に非効率なやり方・存在がまかり通ること」の差異(および差異に起因する社会内での対立)が鮮明になるであろう。
今日の我々の生活で既に、マイナンバーカードやキャッシュレス化や書類の電子化などによって従来必要だったプロセスが不要になりつつある。しかし時として本人認証に時間が掛かったり現金オンリーだったり手書き作業を求められると、我々は「イライラ」するようになっている。
量子コンピュータとAIが5年以内に完全普及すると、この「イライラ」症状が深刻化して直ぐにキレる若者・壮年層の人達に多数お目にかかるだろうし、他方では変化に対応出来ない高齢者の人達の生活利便性の低下が顕在化するであろう(簡単に言うとデジタルディバイド問題ですね)。
といった話は、社会のお荷物・リタイヤジジイの私の日常生活には何ら係わりが無い。
昼前に自転車で自宅を出発、新青梅街道を西方面に進んだ。旨そうで安い鮮魚料理屋が東村山市の外れにあるのをネットで見つけたので行ってみたかったけれど、寒くて途中で挫折した。小平霊園のベンチで読書。日向でも寒い。地球温暖化どこ行った?出てこい!って感じ。
身体が冷えてきたので、山田うどんに行って週末セット990円を喫食。かき揚げ丼、ミニパンチ、冷やしたぬき蕎麦。ボリュームがあって濃いめのお味で、大変旨い。寒さで鼻が利かなかったのかしら、今日はパンチの臭みを感じなかった。何時も思うけれど、冷やしたぬき蕎麦にはワサビが欲しい(私は以前、ワサビのチューブをこの店に持ち込んだことがある。用意周到過ぎますな)。
これだけ貧乏そうな庶民ばっかりのお客がワンサカ集う店も珍しい(私を含む)。
皆さん質素な身なり容貌だけれど、意外と礼儀正しい。因みに私も礼儀正しいです。
極貧生活をしていたら別の話だけれど、それ以外だったら貧富と礼節には相関関係が無いのかも知れない。私の親族には、金を持っているけれど下品な人が何人も居た(殆ど全員死んだ)。彼らは終生、山田うどんには行かなかっただろうな。
今日のまとめ:
①量子コンピュータとAIが5年以内に完全普及して、デジタルディバイド問題が顕在化する。
②寒い。地球温暖化どこ行った?出てこい!
③「山田うどん」には、質素な身なり容貌だけれど礼儀正しいお客が多かった。
2025/2/24