生活にゆとりのある人々が住んでいる地域は、雰囲気が温和で宜しい。ニタニタ笑いながら、リラックスしてテニスをしましょう。
最近、お腹の調子がとても悪い。ジジイになったのに「食べ過ぎ&刺激物の接取し過ぎ」の食生活がお腹に悪いのかも知れない。11/6(水)は、ご飯ほんの少しと梅干しに冷たい麦茶を掛けた、冷やし茶漬けを朝食にした。極々軽い朝食。
朝からインドアテニススクールに参加。今日はメンタルが大変穏やかで、落ち着いてレッスンを遂行出来た。具体的には、必死こいて球を強打したり無理な姿勢で球を打つという、私の悪い癖が全く出なかった。
終始ニタニタしながらリラックスして人を喰った態度で球を打ったのが良かったのだろうと思う。興奮して額に青筋を立てて身体を硬直させて取り組むとロクのことになりませんので(特に私は、足に力が入り過ぎる傾向あり)、何事もヘラヘラやることにします。
レッスン中、一寸抜けてトイレに行ったら、同じレッスンに参加している72歳のオジサンと一緒になった。「年とるとオシッコが近くなりますね。」「私は夜に2度もトイレに行っちゃいますよ。」「私は3度だよ。」という、ホノボノしたジジイの会話を楽しんだ。
お昼ご飯は、刺激が強かったり量が多いメニュー(=私が常に選ぶメニュー)は避けようと考えた。西武線の石神井公園駅と新宿線の上石神井駅の丁度真ん中あたりにある街中華 漢珍亭に自転車で行って、担々麺とモヤシ炒め単品の合計1,300円を喫食した。このお店はウェブで大変評判が宜しい、老夫婦の経営する穏やかで地味だけれど旨い街中華のお店。
お店は一階に商店が4軒くらい入れる大きさの古い小さな二階建て建造物の、一番奥まった薄暗い所にある。このお店以外の3区画は空き店舗。
ガランとして埃っぽい古い建物一階の薄暗くて奥まった場所にあるので、営業しているのか閉店舗なのか一寸見た位では全然判らない。従って飛び込み客は絶対に来ない、100%馴染み客だけが来るお店です。
11:30頃に店に着くと、先客二人がカウンター席で酒を呑んでいた。一目で常連客と判る「真っ昼間からリラックスし過ぎた様子」のお二人。ビールを飲みながら新聞を読み耽る老人と、慣れた手つきで抹茶ハイを飲んでテレビに見入る中高年者である。私のような落ちこぼれジジイに優しい、和やかな雰囲気のお店です。私もカウンターに着席。
健康に留意して、穏やかな味のものを食べたいと思ったのでモヤシ炒めを注文。予想通り普通の味で、シャキシャキした歯ごたえ。久しぶりに「無難なランチ」を食べていると実感した。
担々麺も穏やかな味わいだが、物足りない感じは無い。麺は黄色味が強くて少々硬め。とっても普通で美味しい「街中華の味」。
二品何れについても、奇を衒ったり過剰に過ぎる部分は全く無い。ごく普通の街中華の料理だけれど、とても旨い。この「普通なのにとても旨い」という部分が、料理の達人の神髄だと思う。当店のご主人はとても料理が上手な方だと確信した。
なお、昔から営業している街中華のお店では常に「具」が少なめだけれど、これが昔からの当たり前の「具」の量であろう(当店も、その例に倣っている)。近年の日本人は「具沢山」に嗜好が傾きすぎている=大食い傾向が強くなっている(北米では随分前からレストランで出す料理の量が増えすぎて、食べ残しをドギーバッグに入れて持ち帰るのが当たり前になっているけれど、この米人大食い傾向を日本人も追っている)のではないか、と考えた。
私は既にジジイだし最近は老いぼれて運動量が減っているので、馬鹿みたいに沢山食べるのは慎んで食を細くしようと思う。
帰路にお店の前の区立小学校周辺を自転車でグルリと回ったけれど、校舎は新築で学校施設が裕福に整っているのが一目で判るし、近所にはテニススクールもあるし、のどかな風情が大変結構である。私はこんな優しい環境の中で一生暮らしたかった。
近くのスーパーに入って雑貨類を買い求めた。このスーパーには温和な雰囲気の客が多い。この辺には、戸建て住まいで生活に余裕のある金持ちが多く住んでいるからであろう。食品売り場でナス安売りにお客が群がっている様も、風情があって良い。
今日は穏やかに過ごせたので大変良い日だった。明日も、何事も無く平和なジジイの一日を過ごせたら良いな~と思う。
北米の大統領選でトランプが当選確実になった。トランプはドル安誘導と輸入関税アップを公約にしているので、現下の日本の好景気(=量的な金融緩和による円安が、日本の好景気の最大要因)は一段落すると予想する。現在の石破首相の日本政府はアメリカの命令に絶対服従するので、日本政府は量的な金融引き締めをして、為替は円高に回帰する筈。
2024/11/6