大泉学園駅そば トンカツ地蔵 リブロース180g定食1,580円 盛者必衰 今がピークの素晴らしい味。富士宮市の銀座スエヒロの思い出。
大泉学園駅そばの「トンカツ地蔵」でリブロース180g定食 1,580円を喫食。引き続き脂身・筋・肉が混じった理想のトンカツに感動した。然しながら、盛者必衰の理という言葉がある通り、今は当店のトンカツ・ご飯・サイドメニュー・店員応対が全て理想的だけれど、ピークを極めれば後はレベルが低下する一方なので、今後それを目にするのは悲しいなぁと余計な先回りの心配をしてしまった。恐らく、私は現在の美味しさ(=幸せ)を失うであろう、未来の悲しさを先に予想してしまう貧乏性なのだと思う。
私の先回りした心配は余計なお世話だけれど、当店のリブロースがピークを極めた素晴らしい味であることは不肖ワタクシが保証致します。
先週中盤から暑さが一段落している間、私は毎日自室に籠って寝てばかりいた。本日7/17から再び暑くなるようで自室に籠っていると暑いし、夏バテも多少は回復基調なので、久しぶりに自転車の遠乗りに出掛けた。
目的地にしていたお店が臨時休業だった影響で一寸調子が狂ったけれど、お昼は「焼肉スエヒロ館 和光本町店」に立ち寄って1,500円ほどの焼肉ランチを喫食。
スエヒロ社はステーキで有名だった本店が2014年に多額の負債を残して倒産して、その後はスエヒロ社からのれん分けした様々な牛肉レストラン形態のお店が別々に経営を続けている。当店は現時点であみやき亭の系列下にあって、本社は神奈川県大和市にある焼き肉専門店らしい。
私はスエヒロ社がテレビCMを盛んに行っていた1970年代が子供時代で、当時は良くTVを見ていたので、スエヒロ社には敬意を感じてしまうし、スエヒロ=高級な美味しいステーキというイメージが固定化している。故に、当店に入った時点で「あれっ、焼肉屋さんなの?」と一寸違和感があった。
ゴタクは以上として、肝心のお味は相当にガッカリした。頼んだメニューが安すぎたのかも知れない。何だか不完全燃焼状態のままでセットの肉を全て食べ終わってしまった。スエヒロの名前を冠しているお店なのに、とても残念。
静岡県富士宮市の朝霧ジャンボリーゴルフクラブの入り口近くに忽然と「銀座スエヒロ 富士店」があります。当店は銀座スエヒロ社の直営の生き残りで、当店の創業当時は隣接して直営牧場があったらしいです(今は当然無い)。
富士山溶岩プレートの上で焼きながら食べる石焼ステーキを醤油とからしにつけて食べる、独特のスタイルです。大変美味です。最後に食べたのは2009年頃だったと思いますが、生きている内にもう一度食べたい逸品です。当店の石焼ステーキの充実した旨さは、私が命を賭けて保証致します。
https://ginza-suehiro.jp/#menu
唐突に私が富士宮市のステーキ店を知っているのは何故かというと、私が1990年頃に富士宮市の郊外(実態は森の中)で1年以上の間、欧米人学生やアジア交換留学生と共同で暮らす寮生活をしながら英語研修を受けていたことがあるからです。更にその後、私はアメリカのビジネススクールにMBA留学までしております。全て勤めていた会社の費用負担によるものです。
その富士宮市に住んでいた当時、私は時々「銀座スエヒロ 富士店」を訪れて、石焼ステーキの旨さに感動していました。
こうして振り返ると、随分と金を掛けた教育を受けたけれど、私が過してきた人生はケチ臭くてパッとしないなぁと恥ずかしゅう存じます。
2024/7/17