とても大切。ボレーもストロークも、ネットを越えて身体の間近に来るまで球を凝視し続ける。体幹を地面と垂直に保って、身体を回転させて打つ。後ろ足体重で球を待つ。
5/24(金)は晴れて蒸し暑い日でした。朝から元気にアウトドアテニススクールに参加しました。
このスクールのコートサーフェスは日本に多いオムニです。球が弾まなくて球速も遅いので、球を打つのが難しいです。何故なら、球を低い所からすくいあげるように打ち上げないと相手コートに充分届かないので、体力の消耗が激しくて疲労困憊してしまいます。
尤も私が若い頃にはサーフェスに文句を言ったことは無く、毎日元気に下手なテニスを楽しんでいたので、単純に私が年老いたということです。
本日スクールでコーチから指摘を受けた事項6点は以下の通り。
①ボレーもストロークも、ネットを越えて身体の間近に来るまで球を凝視し続ける。
②ストロークは、体幹を垂直な状態に保ったままで、身体を滑らかに回転させて打つ。
③ストロークは、後ろ足つま先体重で球を待つ。前足体重で球を待つのはダメ。
④球に近付き過ぎたら、踏み込み足を横や後ろに逃がして身体のバランスを保つ。
⑤ボレーはスクエアの姿勢で球を待ち、球が充分に身体の間近に来てから打つ(球を呼び込む)。
⑥ボレーは、打つ側と逆側の足の踏み出しを主力にして前方向にラケットを平行移動すると、返球が安定する。
テニス後、自転車で井荻駅前の街中華「一達」を目指しました。駅下の駐輪場は100円掛かる(でも係員のオジサンはとっても親切)ので店の前に自転車を停めて、ランチ「鶏の胡椒炒め定食 750円」を喫食しました。
鶏肉よりシナチクと玉ねぎが多い材料比率です。もっとお肉が欲しい。付け合わせは麻婆豆腐と卵トマトスープです。ご飯は大盛り、オマケでピルクルも付いてきます。この店は、保育園並みにピルクルを大量購入している筈で、実に奇妙なお店です。
冷えたウーロン茶を大きなグラスで出してくれるので嬉しい。私は胃がデリケートで、濃いウーロン茶は胃が荒れるので苦手。薄いウーロン茶なのが良い。
私以外のお客さんは、作業着を着た人ばかり。お仕事頑張って下さい。
更に、平日真っ昼間から焼酎ボトルを入れて飲んでいる、偏屈そうな独り客が居た(私ではありません)。
無職リタイヤジジイの私を優しく迎え入れてくれる、この店の雰囲気が好きです。
残念ながら期待していたほどには胡椒が効いていなくて、今一つパンチに欠けるお味でした。悔しいので酢を大量投入して、むせながら完食しました。酢を大量摂取すると、腎臓と肝臓に蓄積した動物性油脂や毒が溶けるようで清々しいです(単なる気のせい、或いは宗教的な思い込み)。一寸酸っぱい卵トマトスープは将に中国のお味で、大変結構でした。
食事後は自転車で青梅街道を西に進んで、武蔵関公園で歯ブラシ・歯間ブラシ・フロスの後に歯列矯正マウスピースを装着。
平日の公園で日向ぼっこをしながらベンチで読書するのは、リタイヤじじいの特権ですな。初夏の今はむせ返るような青葉の生の息吹きが公園内にたちこめており、変質者が出るのも納得です。
公園内でイチャイチャしている高校生男女は、見当違いの変質者に注意(私は変質者ではありません)。
何時もの通りジメジメしていて湿度の高いこの公園内のベンチ(私のお気に入りの場所)で、塩野七生の「ローマ人への20の質問」を読む。これは巣立っていった息子の部屋の本棚を整理して見つけた本。要するに、息子の本を無断で頂いた。
無断と言っても息子から賃料を貰っている訳でもないのだから、残留物は大家が勝手に処分して然るべきです。
60歳過ぎてやっとこんな名著を読んでいる体たらくは恥ずかしいなぁ、でも私の人生は恥ずかしいことばかりだったなぁ、中学高校時代の私はガリ勉の癖に勉強のできないスカだったなぁ、フランス語と中国語の習得にとてつもない時間と金を費やしたけれど私は馬鹿だから全く習得出来なかったなぁ、初体験で女性に協力して貰ってやっと合体したのは恥ずかしかったなぁ、初体験の相手女性は歯周病だったなぁと、人生における数多の恥ずかしかったことを思い起こして人知れず平日の公園ベンチで恥じ入りました。
「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが見当つかないのです。」って感じです。ダラダラと馬齢を重ねて良く言うよ、と自分でも思いますけれど。
恥ずかしかったので帰宅途中にドラッグストアで焼酎大瓶ペットボトルを購入し、夕方から気絶するまで自宅で独り焼酎を飲みました。良かったね。
2024/5/24