フォルクスのステーキランチ 熟成サーロインステーキ200g サラダバー・スープバー・焼き立てパン食べ放題付き 税込3,608円。ステーキのあさくま完勝。ピンクのコスプレ娘の白日夢。
4/19(金)朝はアウトドアテニスレッスンに参加しました。良いお天気ながらとんでもなく風が強かったので、サービスボックス内でのミニラリーによるコントロールを競うレッスンが主体となりました。
私は実力不足が露呈する恥ずかしさに耐えられない偏狭な性格なので、腕前相応のフォアスライスで小さくまとめることを避けてフォアはドライブで打ち続け、バックアウトを連発しました。
コーチから「とりあえず相手のコートに入れることが何より大切ですよ。」と説教されて、深く恥じ入りました。
コーチから「貴方はフォームよりも、適切なヒッティング位置へ移動するフットワークやテニスへのメンタル姿勢(=恐らく、直ぐ投げやりになる傾向)を見直した方が良い。その方が上達のBreakthroughになる。」と指摘され、仰る通りだなぁと思いました。
お話変わって私の20歳代初め頃(1980年代前半)は日本におけるファミレスの黎明期で、ファミレスの中でも美味しいステーキが食べられるフォルクスは憧れでした。
当時のフォルクスはダイエー系列で飛ぶ鳥を落とす勢いの多店舗展開をしていたのですが、現在のフォルクスは流転を続けて遂に焼肉安楽亭のグループ会社になっていて、店舗数は極めて少なく、明らかにパッとしません。
最近のウェブ記事にて「ステーキチェーン店ではフォルクス人気がNo.1。」との記載を見て、惨めな私が何故か突然に脚光を浴びたような錯覚(=当然ながら単なる勘違い)により嬉しくなりました。テニスレッスンの後、近隣のフォルクス店舗を訪問しました(自宅から自転車で所要30分程度)。
数十年ぶりに訪問するフォルクス店舗は、色々と引っかかる点が多いです。外観は色褪せて白っぽくなっております。店内デザインも妙に古臭くて、昭和時代の安普請の戸建て住宅みたいに貧乏臭いです。店内は、店舗に使われている合板由来と思われる日向臭い匂いがします。
赤いビニルソファ座席のシートが老朽化によりベコベコで、シートに穴が開いています(店員さんが謝っていた)。何より、店員さんが古いです。
平日昼間のせいか、顧客は刺々しい嫌な顔つきの年寄りグループばかりです。
何故、日本の年寄りはこんなに醜いのでしょうか。恐らく、高度成長期のお陰で身の程知らずの高給を得て、己が有能と勘違いした馬鹿揃いだからでしょう。
でも、こいつらは直ぐに死にます。人のふり見てわがふり直せ、ですな。
気にせず「熟成サーロインステーキ200g サラダバー・スープバー・焼き立てパン食べ放題付き 税込3,608円」を注文しました。
最近のファミレスでは珍しくソフトドリンクがバー形式ではないのが、逆に古臭さを感じさせる(私は当然ながら無料のお冷)。
サラダバーに目新しさはないけれど、周辺は清潔に保たれていて良い。
スープバーのコーンスープは濃厚で美味。パン食べ放題のクルミパンも良いお味。サラダとクルミパンのコンビネーション良し。クロワッサンは普通のお味。私は油が染みるくらいのくどいクロワッサンが好き。
肝心のお肉は、熟成が足りなくて味わいが少ない。肉と脂身が馴染んでいない。肉加工にひと手間が欲しい。ミディアムにしては火の通りが弱い。
残念ながら、お肉の味もサラダバー品質も店舗雰囲気も何もかも、先日訪問した「ステーキあさくまのリブアイ200gサラダバー&カレーライスバー付き税込3,278円」の圧勝です。
若い頃からの懐かしさあるフォルクスには引き続き頑張って欲しいのですが、今回数十年ぶりに実店舗を訪問した結果、先行きは暗いと感じました。店舗運営マニュアルが古いままなのだろうと思います。
悲しいですが、ダイエー同様にフォルクスも時代的役割を終えたのかも知れません。閉店してしまう前に、存分に通っておきたいものです。
悲しい気持ちのままにフォルクスを後にして、小金井公園に行って歯ブラシ歯間ブラシしてから歯列矯正マウスピースを装着し、八重桜などの遅咲き桜を鑑賞しながら公園で読書しました。
ピンクのコスプレ姿の20歳代中頃の娘が、小金井公園内で色んなポーズを友人らしい娘に撮影して貰っておりました。平日午後、人影疎らな公園の花壇の真ん中でピンクのコスプレ姿でポーズをとる微妙に美しくない娘(但し充分に若い)の図は、白日夢を見ているような気分でした。
浮世離れした近隣の美大生かしら。東京都郊外の公園の醍醐味ってやつですな。
2024/4/19