二週間ぶりにテニス。コーチに褒められるのは心外。市中でノイローゼの方を見ると、過去の自分を見るようで気持ちが悪い。
10/23(月)は、約2週間ぶりに手首の痛みが治まったのでテニススクールに参加しました。
すっかり体がなまってしまったので、おっかなびっくりで力を加減して打ちました。するとコーチに「今日はリラックスして、身体の軸(体幹)がブレずに打てていますね。」と褒めて頂き、とても奇妙な思いをしました。まるで「お前はいくら練習しても上手くならないな。練習しない方がマシだ。」と言われたようなものだからです。
コーチに、先週一週間はほぼずっと寝込んでいた旨を説明したところ「どうも以前も同じことがありましたね。打つ時に力み過ぎているので、体の自然な動きが邪魔されているのが問題なのだと思います。」と賢明なご指摘を頂きました。
行動に性格は現れますので、これはテニスを通じて「お前は自意識過剰だ。」と性格の欠点を指摘されたようなものですが、しかし見事にその通りです。
話が多少ブレましたが、私には身体の軸(体幹)を維持するための筋力が不足していることは自覚しているので、今後はヤミクモにテニスレッスンを受講するのではなく、日々の筋力トレーニングを復活して(夏の間はあんまり暑いのでお休みしていた)、体幹の筋力アップに取り組もうと思います。
今日のレッスン唯一の明るい収穫として、私より明らかに年長の男性がレッスンに参加していたのですが、ボレーもストロークも仁王立ちで、足を全く動かさずに立ったままの場所で打つので、軒並み失敗していました。
これを他山の石として、私は小まめにボールと身体の距離を調整して、後ろから前に向かって体重移動をしながら、ボールをヒットすることにします。
別の見方をすると、他人の不幸は蜜の味、ということでしょうか。
テニスレッスンの後、自転車で東武練馬駅近くの「伝説のすた丼屋」に行って、すたみな焼き定食780円を喫食しました。私は丼物よりも、おかずとご飯が別々に分かれているものを好みますので、すた丼ではなく、すた丼の定食版を何時も注文します。
期待通り、ペラペラ豚肉のニンニク醤油炒めです。美味しいのですが、矢張り60歳を超えたジジイの悲しさで、40歳台の頃に親しかった食欲を満たすことによる湧き上がるような喜びは感じられません。悲しい。
何だか欲求不満のまま、自転車で東武練馬駅から下赤塚駅まで西向きに走って、光が丘公園を通り抜けて石神井公園に戻って来ました。どうも東武線界隈は、西武線界隈よりも街の雰囲気がごちゃごちゃしていると感じました。
今日はテニスも昼食も不完全燃焼で、モヤモヤした心理状態のまま石神井公園の或るスーパーで夕飯の買い物をしました。
すると、石神井公園近くのスーパー店内で、あらゆる人に突っかかって「気持ち悪いわねぇ」と毒づきながら舌打ちをしている、変なおばさんを見かけました。明らかにノイローゼ或いは精神分裂症なので、近隣の方はこのおばさんを心療内科に連れて行って差し上げて欲しいと思いました。
でも、恐らくあのような症状が出るようになった初期の頃から近隣の方々は早々に離れていって、今は独りぼっちなのだろうとも思いました。
この狂ったおばさんを見ると、テンパっていたサラリーマン時代の昨年までの自分を見るようで、とても気持ちが悪かったです。私もつい最近まで、心療内科に15年程お世話になっていたパニック障害患者でしたので。しかもパニック障害の治療薬って、鬱病の治療薬と全く同じなんですよね。
若しかして、今時点の私についても、引き続き第三者は気持ち悪いと思っているのかしら?一寸嫌な気分になって、おしまい。
2023/10/23