亀戸のハッスルラーメン再訪。良いお店です。亀戸天神社は一度行けば充分かしら。
今年前半は全く良いことがありませんでした。
1-3月期は気圧の変化に伴って体調が優れなくて寝込むことが多かったし、4-6月期は母親を独りで看取ったり鍼灸治療と同時にインフルエンザに罹患したりして、メンタル体調共に呪われているかの如く今年前半の6か月間は良いことが無かったです。
しかしながら60歳を過ぎればメンタル体調が優れないのは当たり前です。
夏目漱石の「硝子戸の中より」の主人公(漱石自身)も、体調が悪くて長く臥せっていたと書いているので、老境に至れば半年くらい体調が優れないのは当たり前で、常にメンタルと体にガソリンを注ぎ込んで頑張ると、人は早々に死んでしまうと思います。
幸いにして最近は体調が上向いてきたので、7/9土曜日は、自転車で上野方面に向かいました。上野公園で半年前の文藝春秋を1時間ほど読んで、更に亀戸方面に向かいました。亀戸にあるハッスルラーメン亀戸本店を再訪しました。
豚骨ラーメンのお店ですが、当店には特筆すべき長所が4つあります。
①お客さんは、生粋の下町の人ばかりであること。
②基本の「ハッスルラーメン(豚骨、背油チャッチャ)」が700円で、世間一般と比較するとお値頃であること。
③豆板醤と刻みニンニクの壺がテーブルに置いてあること。
④ランチではラーメン+120円で餃子ライスが付くこと。
本日私は、11時頃にお店を訪れ、ハッスル生ニララーメンを頂きました。820円でした。テーブルにあった豆板醤と刻みニンニクを山のように入れて頂きました。将に至福のひと時でありました。
上述①の通り、お客さんは生粋の下町の人ばかりなので、皆さんの体型も特徴的(下町には、小柄で足の細い人が多い)で、皆さんが昼前からビールを飲む様子も微笑ましく、とても愉快でした。
上述②の通り、価格も比較的に安いので、無職の私も憂いなく久しぶりの外食を楽しむことが出来ました。
上述③の通り、テーブルに刻みニンニクが置いてあるのは尊いことです。私は歯列矯正中なので、歯の間が空いていることから、盛大に歯間に生ニラと刻みニンニクが挟まります。将に「一粒で二度美味しい、アーモンドグリコ」状態で、私は店を出た後、恍惚となりながら店頭のベンチに座り込んで、歯間ブラシで生ニラと刻みニンニクを改めて味わいました。
上述④の通り、+120円でランチセットになるのですが、私はまだ今一つ体調が整わないので、生ニララーメン単品にしておきました。常に腹一杯食べる従来の自分を知る私としては、食欲が細った自分においては死期が近い可能性を強く意識しました。体調の回復を祈る次第です(死期が近いなら、早くハッキリして欲しいと思います)。
食後に亀戸天神宮を訪れました。亀戸のランドマークと言われる割に、相当に小さな感じです。湯島天神や柴又帝釈天と比較すると明らかに迫力不足ですが、地元で親しまれている神社なのだろうと納得しました。でも再訪は無いかも知れません。
午後は晴れていたものの少々雨が降ったので、まだ体力に自信のない私は、早々に練馬自宅に戻って体を休めました。2023/7/9