阿佐ヶ谷で会社員時代の同僚と会食。
私の人徳と言うべきでしょうか(ウソ)、会社員時代の同僚からお誘い頂いて、杉並区阿佐ヶ谷の駅前で夜に会食しました。簡単に言うと、元同僚と飲みました。
新宿側に東西線の終点にしてサンプラザ・陸軍学校・アングラで有名な中野駅、立川側に丸の内線の終点にしてラーメン・環八・駅前のゴチャゴチャで有名な荻窪駅という、二つの味が濃い駅に挟まれ、阿佐ヶ谷駅は比較的に暮らしやすい地域として有名らしいです。
私は自転車で住まいの近隣を走り回る、判りやすく言うと「ゴキブリのような」習性があるので、阿佐ヶ谷近辺も自転車で頻繁に訪れていました。従って、阿佐ヶ谷駅の近くで飲むのはとても楽しかったです。
同僚は阿佐ヶ谷育ちの方だったので、駅前通りが出来る前の昔話が特に興味深かったです。又、同地には飲食店が多いのに案外と愚連隊が居ない理由についても、理由が腑に落ちました。
練馬方面から阿佐ヶ谷までバスで赴いたのですが、狭い住宅地の道を大きなバスがすり抜けるように走っている様子は、大腸の内視鏡検診を受けて、画像を実況で見ているようなスリルがありました。上手い先生にやってもらうと大腸の内視鏡検査は全然痛くありませんので、皆さんに検査体験をお勧めします。
バスに乗ってみて、運転手さんは大変なご苦労をされていることが良く判りました。自転車で横をすり抜けて通ったりしてはいけません(←自戒)。因みに私が公共交通機関を利用するのは年始以来でした。
元同僚は品の良い方なので、ビール3杯位で切り上げてお別れしました。昭和生まれの世代にとって、こう言った節度ある飲食は案外と難しいことです。簡単に言うと私共の世代は、ベロベロに酔っぱらうことがマナーだと勘違いしている最後の世代だと思います。これは会社の交際費で飲んでいた高度成長期の残渣なので、見苦しいです。私共の世代は、世間から白い目で見られています。
相対比較すると、私共の息子世代(20歳後半)は当然ながらキレイな飲食をします。私共の世代も、早々に見習って身綺麗にすべしと思います。