両手バックハンドは、左手は極めて厚いグリップ、右手の親指先を微かに左手で包む、右足を左斜め前に踏み込む、そして打点を軽く見て頭を動かさないように打つ。亀戸のハッスルラーメンの背油豚骨太麵ラーメン。私も高校生の時に男女交際したかった。
自転車を買い替えたお陰でペダルが軽く、何時も赤で引っかかる信号を、青の間に軽やかに走り抜けることが出来ます。車体が大きくなったので、走行安定性が良くて疲れません。今日はとても気分よく自転車で徘徊して来ました。
昼前に練馬を出発して、先ずは高田馬場の行きつけのオートテニス場で両手バックハンドの練習をしました。左手は極めて厚いグリップで、右手の親指先を微かに左手で包んで、右足を左斜め前に踏み込んで、打点を軽く見て頭を動かさないように打つと、満足出来る球を打つことが出来ました。但し、この極意を会得する途中で、左手の親指の爪が割れました。谷崎潤一郎の春琴抄に描写されているように、芸事の上達の過程で犠牲は付き物ですから我慢しましょう。
上野公園で一寸読書をした後、亀戸方面に自転車で向かいました。「ハッスルラーメン」という、とても上品な名前のラーメン屋さんを訪問しました。
偶然見かけたグーグルマップの口コミの中に、錦糸町近辺の様々なラブホの評価(店員の態度が悪いとか、壁が薄いとか、掃除のおばさんの声がするとか、役に立つ情報の数々)を書き込んでいるお嬢さん(お水系の業務をされている女性と推察します)が居られまして、彼女が数ある口コミの中で「ハッスルラーメン」を端的に褒めていたので、「こういったリアリティある業務に就いている女性は、信用出来るに違いない!」と考えた次第です。
横浜家系というのか、背油豚骨太麵のお店です。店頭には左翼過激派のように立て看板が沢山立っていて、気が弱い人は入れない雰囲気です。
2時頃行ったせいか、お店は全然混んでいませんでした。調理のお兄さん一人と配膳のおばさん一人の二人体制。豚骨ラーメン+餃子3個+小ライスで800円でした。太麵で程よい抵抗感があって(中国語で歯ごたえのことを「口感好」と書いて「コウガンハオ」と発音します)、スープは多少のコクがあり、刻みニンニク入れ放題で、餃子はちゃんと肉が入っています。後ろのテーブル席に座った二人組は中国人らしく、広東語で話していました。後から、純朴そうな高校生男女のカップルが二人で入店して来ました。私も高校生の時に、男女交際をしたかったです。と言うことで、味も店の雰囲気もとても良いお店です。再訪間違いなしです。昼間はジョッキ生ビールが330円、酎ハイが240円の「ハッスルタイム」だそうです。皆さんハッスルしましょう。
ついでに亀戸の駅前を自転車でフラフラしました。亀戸は、亀戸天神を中心として栄えた街だということを初めて知りました。飲食店と飲み屋が多くて、何より物価が安そうなので良い街だと思いました。帰宅後確認したら、海抜が都内で最も低いのは亀戸水神駅周辺らしいので、再訪時には見物しに行こうと思います。
帰路途中で横網公園に寄って少し読書をして、歯を磨きました。新しい自転車のお陰で全く疲れを感じることなく、ウキウキと新宿経由で帰宅しました。