清澄庭園と道を挟んで向かい側 TVでもお馴染み 街中華の有名店 桃太楼にて喫食。

 清澄白河の街中華レポート。下の写真は中国杭州のPCR検査の行列ですので、気にしないで下さい。嫌な思い出を残しておこうと思って。






















学生時代の友人のご実家が門前仲町にあるのですが、そこに練馬の自宅から自転車で行って大切な手紙を届けた際、清澄白河駅近くの有名(らしい)街中華 桃太楼に行きました。
(年末に学生時代の友人で集まる計画があるのですが、転勤の多かった或る友人とコンタクトが途絶えていて、何とか連絡を取るために40年前に訪れたことのある当該友人の門前仲町のご実家ポストに、連絡が取りたい旨の手紙を投函しに行った。羨ましいことに母上が90歳で元気に独りでご実家に住み続けており、今は相模原に住んでいる友人と25年ぶりに電話連絡が可能となった。)

中華 桃太楼は、家族三代で店を回しているいわゆる街中華で、TVに何度も紹介されたことのある店です。店内に浅草キッドの玉ちゃんの訪問写真が貼ってあります。新宿出身でスナック好きのイロモノ 玉ちゃんも、すっかり出世しましたな。

昼から夜まで通し営業ですが、お昼時は店の外にお客さんの待ち行列が出来ます。
味付けは美味。特に餡もの(中華丼など)のとろみの塩梅とカツオだし醤油ラーメンの味付けは、さすが街中華の人気店、と感じた。
しかし味は良いものの、おしなべて野菜や肉と言った「具」が少なくて、私には、一寸食い足りない欲求不満が残った。

近隣の中高年の馴染み客や作業服の馴染み客は皆さん一様に、満足そうに店の皆さんに「美味しかったよー」と声を掛けてひとしきり世間話をしていたので、まあ皆さんが幸せならば良いのかな、と考え直しました。

なお、現在はおばあさんが会計とお冷提供(お年なので、動きはとてもゆっくりで、ついつい気を遣ってお冷を貰いに行ってしまいます)、おじさん(腰が悪くなって出前を数年間に止めたそうです)が厨房、おばさんが店内料理の提供、息子(メッシュの金髪)が鍋振り、という家族三代で運営しています。しかし、お店の将来への継続性に一抹の不安を感じました。理由は秘密。

後日、自転車でもう一回行った。理由は「とろみ」の旨味を再確認したかったから。酸辣湯ラーメンを頂きましたが、とろみが利いていて期待通り美味。今の季節、辛くてとろみがある一品は体が温まります。見苦しい程に顔面汗だらけになって、美味しく完食しました。

でも、やっぱり「具」が少なめで残念な感じ。うーん、馴染み客になると慣れるのかしら。私が単に馬鹿の大食いなのかしら。この辺の私の余計なこだわりが、会社で干された原因かしら。


2022/11/14

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